忘れることから始めましょう
冬がやって来た!と思えるような寒さですね。
6日にかけて荒れた天候になる様子。
今年は厳冬となるのでしょうか。
さて今日は「ブランド品値上がりか」というお題です。
10月29日のコラムで「ティファニー買収」について書きましたが、このような結果となりましたね。
「LVMH、ティファニー買収で合意 1.7兆円」
https://www.nikkei.com/articlehttps://www.nikkei.com/article/DGXMZO52570110V21C19A1EA1000/
恐らく「この動きを受けて」という事でしょうけれども、このような話が上がってきました。
「米政府、仏製品に最大100%の追加関税も デジタル税巡り」
https://jp.reuters.com/articlehttps://jp.reuters.com/article/usa-trade-france-idJPKBN1Y700Q
ティファニーという企業はアメリカの企業だった訳ですが、LVMHグループに買収されることによってフランスを本拠地とした多国籍企業となります。
トランプ大統領は「アメリカファースト」でずっとやってきていますので、このような「ティファニー買収」という動きが気に入らないのでしょう。
となると、今度は、このような動きが出てきます。
「EU、米国の対仏関税に報復の用意=仏経財相」
https://jp.reuters.com/articlehttps://jp.reuters.com/article/usa-trade-france-lemaire-idJPKBN1Y70RX
こうなってきますと、中国との貿易戦争に続き今度は「フランス(EU)」との貿易戦争が始まりかねない状況になってきています。
この結果「割を食う」のは生産者でしょうか?消費者でしょうか?
「ブランド品」という商品の性格を考えると「消費者」が割を食うのではないかと思います。
ティファニー買収は、規制当局や株主の承認を経て、2020年半ばまでに手続きを完了する予定なのだそうです。
2020年後半、ブランド品が値上がりし始めるかもしれませんね。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
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