毛皮の倫理
暑さが戻ってきたようです。
予想最高気温33度といった予報が出ていますね。
秋の訪れはまだ先ということでしょうか。
さて今日は「スタグフレーション」というお題です。
8月26日のコラムで、
”「デフレ」に逆戻り。”
ということを書きましたが、筆者の予想としては今後デフレになっていくと予想しています。
しかし、このような大変気になるニュースが流れていました。
「フジッコ おせち用食材31品目 値上げへ」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190902/k10012060641000.html
こちらのニュースによりますと。
・天候不順や海水温の上昇の影響
・黒豆や昆布の収穫が落ち込み高値
・こん包材や物流費などが高騰
こういった理由で「ことしの年末におせち用に販売する昆布や黒豆などの食材を3%から5%値上げ」するということです。
そしてふと、このニュースを思い出しました。
「ヤマトHDが大赤字 値上げしたのになぜ?」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190809-00010001-wordleaf-bus_all
思い返せば、ヤマト運輸の宅配サービスが限界に達してしまい、配送費を大幅に値上げしましたよね。
この動きに佐川急便もゆうパックも追従しましたので、配送費が大幅に上がったというのは間違いないと思います。
まぁ、この配送費アップが赤字を招くとは誰も予想出来なかったですけどね。
話を戻しますが、筆者としましては今後デフレに進んでいくと予想しています。しかし、様々な理由が重なれば「値上げ」という動きも起きるのでしょう。
今日のお題である「スタグフレーション」とは、
スタグフレーションとは、景気が後退していく中でインフレーション(インフレ、物価上昇)が同時進行する現象のこと。 この名称は、景気停滞を意味する「スタグネーション(Stagnation)」と「インフレーション(Iinflation)」を組み合わせた合成語。
という意味ですが、もしかすると、デフレではなく「スタグフレーション」という流れに進むかもしれません。
2019年10月以降、景気が後退するのは間違いないと思います。そして、この状況で「物価上昇」ということになれば「スタグフレーション」に当てはまります。
おせち用食材の値上げだけで判断するのは早計だと思いますが、今後、デフレだけなく「スタグフレーション」にも注意を向けておいた方が良いと思います。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
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