押し買い
ニュースを見ていますと、サンマが不漁どころか全く水揚げされないのだとか。
何かの前兆なのでしょうか。
しばらく大きな地震が来ていないので、何となく心配ですね。
さて今日は「金買取価格」というお題です。
このコラムでは金買取価格の高騰を何度もお伝えしていますが、そろそろ現在のトレンドが見えてきたように思います。
8月16日に「純金インゴット¥5,440-/g」という最高値をつけましたが、現在「5,300-台/g」で推移しています。
感触としては「5,450円/gあたりに壁があるのかな」という印象です。
中国政府は23日、年間輸入総額750億ドル(約8兆円)規模の米国製品5078品目に5%か10%の追加関税を課すと発表しましたが、アメリカ株式市場に影響は出たものの金買取価格には大きな影響はありませんでした。
これまで、英中の貿易戦争が金買取価格高騰の原因となってきましたので、金買取価格へ大きな影響が出てもおかしくありませんでした。
しかし、もはや貿易戦争から通貨戦争へと様変わりしてきましたので、米中間の貿易問題では金買取価格は大きく変動せず、逆に、通貨の変動が大きく金買取価格へ影響するステージに入ったのだと思います。
アメリカFRB議長が23日に「景気拡大を維持するために適切に行動する」と利下げを示唆する発言を行っただけで、1ドル=106円の水準から1ドル=105円へと円高が進んでしまう程、マーケットがセンシティブになっています。
今後「報復関税」に注目するのではなく「為替」に注目していきたいと思っています。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
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