【ご注意】「偽装質屋」摘発
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さて今日は「円高がこのまま進むと…」というお題です。
7月末にアメリカが利下げを行いましたが、この動きを受けておよそ「3円」円高に為替が動きました。
アメリカでは、あと3回FOMC(連邦公開市場委員会)の開催が予定されていますので、もしも3回とも利下げが行われた場合、「9円」円安になる可能性が出てきました。
7月末の利下げ直後1ドル=106円ぐらいでしたので、ここからさらに9円円高になると1ドル=97円!という円高になってしまう可能性があります。
こうなりますと、各企業大きなダメージを受けることは間違いない状況になると思われます。
すると、ここで思い出されるのが5月の日本自動車工業会の会長会見でトヨタの社長が、
「雇用を続ける企業などへのインセンティブがもう少し出てこないと、なかなか終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた」
と、述べたことを思い出します。
今年の5月時点では、それほど深刻な雰囲気は漂っていなかったように思いますが、トヨタの社長は、5月の時点で2019年以降世界経済が大きく減速し、円高株安に振れることを想定していたのでしょう。
では、この動きが金買取価格にどのような影響を与えるのでしょうか。
もし仮に、円高が97円という水準まで進んだ場合、これは「金買取価格下落」の要因となります。
ただ、10月に予定されている消費税増税は「金買取価格上昇」の要因となりますので、このまま単純に金買取価格が下がっていくとは思えません。
今後、注目すべきポイントは「為替」であるような気がしています。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
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