壊れていても構いません! 〜金の買取〜
5月に入り、半分が過ぎました。
早くも「真夏日」「熱中症に注意」なんて言葉が聞こえてきました。
今年も長い夏になりそうです…
さて今日は「イスラエルのアメリカ大使館、エルサレムに移転」というお題です。
何ヶ月か前のコラムで、イスラエルのアメリカ大使館がエルサレムに移転される事がリスクとなるだろうというようなコラムを書きましたが、いよいよ大使館移転が現実のものとなりました。
このコラムをずっとお読みの読者の方々はもうお分りだと思いますが、リスク増える=金価格上昇要因となりますので金価格には影響が出るはずです。
では、実際の値動きを見てみましょう。
大使館がエルサレムに移転される報道がなされた前後の金価格を見てみますと…
2018.5.14 金買取価格
純金 インゴット
¥4,860-
2018.5.15 金買取価格・
純金 インゴット
¥4,860-
2018.5.16 金買取価格
純金 インゴット
¥4,810-
前日比-50円
2018.5.17 金買取価格
純金 インゴット
¥4,810-
このように一時的ではあると思われますが、前日比-50円と値を下げています。
金価格の予想は難しいですね…
ただ、アメリカ大使館がエルサレムに移転されることは、やはりリスク増である事は間違いないと思いますので、事実、パレスチナとイスラエルの衝突が起きており、多数の死傷者が出始めています。
ですので、金価格にとってはしばらくの間、上昇圧力を受けた状態でマーケットが進むと思われます。
また、これも重要な要因になると思いますが、今回のアメリカ大使館がエルサレムに移転されることについて、実は日本は反対の立場を表明しています。
なんとなくの雰囲気ですが、日本はアメリカのやる事に全部賛成するという風に思っている方が多いと思います。
しかし、今回のアメリカ大使館がエルサレムに移転されることについて日本は反対の立場を表明していますし、単に反対の立場というだけでなく、国連安全保障理事会での大使館移転撤回を求める決議では日本が議長国だった訳ですから、これはもうハッキリと反対の立場という事です。
そう言えば、5月初旬に安倍首相がイスラエルを訪問した際、夕食会で出されたデザートが物議を醸していましたね。
紳士靴の形をした金属製容器にチョコレートを入れたデザートが出されたとか何とか。
話を戻しますが、アメリカ大使館がエルサレムに移転されることで中東和平が遠のいたことは間違いなく、結果としてリスクが上がっています。
金価格はしばらく高値安定でしょう。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
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