壊れていても構いません! 〜金の買取〜
先日、渇水対策本部からのお知らせです…なんてアナウンスしながら広報車が走っていました。
梅雨はこのまま明けてしまうのでしょうか?
やや水不足が心配ですね…。
さて今日は「金貨の買取にご注意ください!」というお題です。
これまでのこのコラムでは、金貨の買取事例を紹介してきました。
例えば、こんな感じのコラム内容でした。
ツバルホース30ドルコイン
買取価格 37,800円
現在1ドルが115円ぐらいですので、30ドルというとおよそ3,450円の価値という事になります。
しかし、金の価値でツバルホース30ドルコインを査定しますと、37,800円!となります。
当然ですが、通貨として金貨を使うよりも金として売った方が得をします。
とまぁ、こんな感じの内容でコラムを書いていると思います。
ところがですね、金の価値よりも通貨としての価値の方が高くなる場合もあるんです。
天皇陛下御即位60年記念100,000円金貨幣
こちらは純金で重さが20グラムあります。
もし、金価格として査定するなら、池田質舗の買取価格に照らし合わせますと、
2017.7.18 金買取価格
K24 ¥4,450-
という1グラムあたりの買取価格ですので、4,450円×20グラム=89,000円、と査定されます。
となると、皆様気がつかれると思いますが、天皇陛下御即位60年記念の金貨幣は「10万円」として発行されているのです。
つまり、2017年7月18日時点では、金の価値としてよりも、通貨としての価値の方が高い訳です。
今後、金の価格がもっともっと高騰すれば、金としての価値が10万円を超える場合もあるでしょう。
しかし、今現在では、金としての価値よりも、通貨としての価値の方が高いのは明らかです。
皆様、十分にご注意ください。
何でもかんでも金として売った方が得をするとは限りません。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
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