プラチナの買取価格が下がって、怒られちゃいました...
いやいやいや思いこみでした...。
イギリスがEUを離脱しかねない状況になってしまっているようです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160617-00050030-yom-int
この記事では残留派の説得工作が裏目に出ているという事が書かれていますが、イギリス世論調査によると、離脱派が過半数を超えそうな格好になっています。
さて今日は、「基軸通貨」というお題です。
イギリスのEU離脱をお金の面から見てみたいと思います。
EU各国では、「ユーロ」という通貨が使われていますが、イギリスはEUに加盟しているものの、通貨は自国の通貨(ポンド)を今でも使っています。
この事がEUとイギリスの立ち位置を示しているように思いますが、なぜこうなっているのでしょうか。
そもそも、アメリカのドルが台頭してくるまでは、イギリスのポンドが基軸通貨でした。
基軸通貨とは...
国際為替市場で中心に扱われる通貨のことをキーカレンシー(基軸通貨、きじくつうか)と言う。
(wikiより抜粋)
ざっくり言いますと、その時代で、一番強い国の通貨が基軸通貨となります。
ですので、昔は、イギリスが世界一の国だった訳です。
第二次世界大戦後、基軸通貨はドルへと変わっていくのですが、今でも、各国の通貨に比べてポンドは抜群の信頼度があります。
そこで、ポンド以外で抜群の信頼度を持つ通貨を挙げますと…
・ユーロ(€)
・日本円(¥)
・スイス・フラン
と、これらの通貨が挙げられます。
基軸通貨ドルに対して、ポンド、ユーロ、円、スイスフラン等を指して国際決済通貨と言います。
という事で、イギリスがEUを離脱するというのは、小さな加盟国が離脱するのとは訳が違います。
イギリスにとってもEUにとっても大打撃となるのは間違いありません。
だからこそ、逆に、イギリスが離脱するハズが無いと思っていたのですが、どうやら雲行きが怪しそうです。
但し、イギリス女性議員銃撃事件で離脱派の勢いが止まるかもしれません。
http://jp.reuters.com/article/ny-forex-idJPKCN0Z22PT
リスク回避の為、金が買われて金価格が上がっていましたが、このイギリス女性議員銃撃事件でEU離脱派の勢いが落ちると予想され、金価格が大きく下がりました。
http://www.ikeda78.com/market.html
いやはや、色んな事が起きるものです。
銃撃事件をきっかけに金価格が下がるなんて、誰も想像出来ませんよ…。
6/23のイギリス国民投票までは波乱含みの展開になりますね...。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
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