鑑定書と鑑別書って何が違うの?!
いやいやいやめっきり寒くなってきました…。
お歳暮のカタログが届いたりすると、今年もあと2ヶ月か…なんて思ったりします。
すこーしずつ年末の足音が聞こえ始めました。
今年も終わりが近づき始めましたね。
さて今日は、終わっていく事にちなみまして、生前整理と遺品整理というテーマで書いてみたいと思います。
終活なんて言葉が出てきましたが(なんでも活って付ければ良いってもんでもないように思いますけれども)、質屋から見た終活というのは、遺品整理がまず思い浮かびます。
質屋たるもの、お客様の事を詮索をしたりは絶対にしませんし、また、お客様の事に立ち入るような事を絶対に伺うことはありません。
ただ、そうは言っても、こちらも人間ですし、それなりに世の中を見てきましたので、お客様と接していて色々と思う事はあります。
以前コラムにも書きましたが、思い出の整理として、質屋を利用する方々は多くいらっしゃいます。
例えば、結婚指輪や婚約指輪を買取に出される方というのは、いろんな事情がおありなのだと思います。
今回のお題で言いますと、遺品整理で代表的なものが、こういったお品物だと思います。
記念小判 K24 沖縄EXPO’75
買取重量:90.1g
買取価格:411,300円
十二支小判
買取重量:10g×12枚
買取価格:513,600円
沖縄EXPO75記念小判
買取重量:90g
買取価格:387,000円
もちろん、遺品整理ばかりだとは限りません。
金の価格が上がっていますし、何かご入用で買取に出されたのかもしれません。
ただ、こういったお品物というのは、買う時は単なる記念に買うのでしょうけれども、処分する時は、人生のそれなりの節目で処分される事が多いのだと理解しています。
ここで私ども質屋からの提案なのですが、遺品整理、ではなく、生前整理、をされるとよろしいのではないでしょうか?
遺品整理、というと、やはりなんだか暗い気持ちになってしまいます。残されたご家族も遺品整理をしながら、亡くなられた方への想いもつのる事でしょう。
なんとなくですが、遺品整理、という言葉からは後ろ向きな印象を抱いてしまいます。
しかし、生前整理、はどうでしょうか?
生前整理は、ご自分が生きているうちに、自分の手で思い出を整理します。
整理しながら、こんな事があったな、あんな事があったな、と、ご自分の人生を振り返ってみるのも良いと思います。
また、ご家族との思い出が重なるお品物であれば、タンスの奥からひっぱり出してきて、ご家族みんなでワイワイ話しながら、整理するのも、家族団らんになるのではないかと思います。
もっと言えば、整理したお品物たちが、それなりの金額で買取に出せた場合、これはこれで生活資金にもなりますし、老後の年金以外の収入と考えれば、使い方も生活資金だけでなく、何か別のしたい事、やりたい事に使えるかもしれません。
なんとなく後ろ向きな遺品整理よりも、思い出話に花が咲くような生前整理の方がずっと良いとは思いませんか?
ぜひ一度、生前整理を検討されてみてはいかがでしょうか。
それではまた、次のコラムでお会いしましょう。
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