ウィーンフィルハーモニー金貨
さて、今日のコラムですが、「シャネルの5番」についてお話したいと思います。
先日、シャネルの5番の広告にマリリンモンローを起用する、という記事を見かけました。
マリリンモンローという名前は、皆様聞いたことがあると思います。しかし、シャネルの5番とマリリンモンローとの逸話については、知らない人も多いのではないでしょうか。
シャネルの5番は、香水なのですが、この香水、マリリンモンローとの間に有名な逸話があるのです。
ある日、マリリンモンローがインタビューで、「寝ている時は何を着ているのですか?」と質問されたそうです。その際に、「シャネルの5番よ」とマリリンモンローは答えたのです。
これは、「着ているものが香水だけ = ハダカ」という連想が成り立ちますね。当時のマリリンモンローはアメリカのセックスシンボルですので、このインタビューは、読者の期待を裏切らない答えだったのだと思います。
しかし、このやり取りには、もう一つの意味がありまして、何を着て(= wear)いるのか?という英語は、wearには「服を着る」という意味の他に、「香水をつける」という意味があるのです。
ですので、マリリンモンローはインタビュアーの意図を理解した上で、その言葉を逆手にとって、「シャネルの5番よ」と答えたのです。
日本流に言うと、とんちの効いた答え、とでもいいましょうか。
マリリンモンローの知性が光るやり取りだったようです。
いかがでしたでしょうか。
このマリリンモンロー、他にも「とんちの効いた」受け答えをしています。
ある日、インタビューで「部屋に居る時は何をつけていますか?」という質問をされたそうですが、その時、「つけているのはラジオだけよ」と答えたそうです。
これは、英語の「つけて(= on)」にかけた答えだったようですが、とっさにこういった受け答えができるマリリンモンローは、きっと頭の良い女性だったのでしょうね。
少しでも、皆様の暮らしのお役に立てれば幸いです。
それでは、また、次回コラムでお会いしましょう。
有限会社池田質舗
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