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コラム

金の刻印 プラチナの刻印

質屋

2012年10月12日 / 2013年10月9日更新

さて、第16回のコラムですが、金の刻印 プラチナの刻印についてお話したいと思います。金やプラチナの製品には、基本的には刻印が刻まれています。必ず刻印をしなければならない、という義務はありませんので、手作りによる一点ものやオーダー品などには刻印の無いものもあるかもしれませんが、ほとんどのジュエリーには刻印があるはずです。今回のコラムを読んだ後はルーペが欲しくなるかもしれませんよ。

まず、金の刻印についてですが、この刻印の意味は、「金の種類」と「金の含有率」を表しています。列挙すると以下のようになります。
K24 → 純金 100%
K22 → 金含有率 91%
K20 → 金含有率 83%
K18 → 金含有率 75%
K14 → 金含有率 58%
K12 → 金含有率 50%
K10 → 金含有率 41%
K9 → 金含有率 37%

きっと皆様がよく目にするのはK18ではないでしょうか。K18は金含有率75%ですが、これぐらいが一番装飾品としては適していると思います。「純金」というと聞こえは良いのですが、金は柔らかい性質を持っている為、複雑な形に加工したり、また日常生活からのダメージを受け止めたりする事が難しいのです。ですので、金の含有率は75%に抑えておいて、残りを鉛など丈夫な素材を混ぜる事で、金の価値と装飾品としての性能を両立しようとしているのです。

また、Kという文字は「Karat」の頭文字から来ています。
さらに、金は他の素材を混ぜると色が変わる性質を持っていますので、色の刻印が付いている場合もあります。ホワイトゴールドであれば「WG」、ピンクゴールドであれば、「PG」となります。これに金の含有率がさらに刻印されますので、18KWG=18金のホワイトゴールド、14KPG=14金のピンクゴールド、とこのようになります。

あと、これは注意が必要なのですが、「18金のメッキ」という刻印もあります。「K18GP」と刻印されていれば、これは18金のメッキ、ということになります。さらにこのGP(Gold Plated)の他にも、「GEP(Gold Electro Plated)=電気メッキ」「HGE(Hard Gold Electro plated)=金メッキ」「GF(Gold Filled)=金張り」「GR(Gold Rolled)=金張り」などがあります。


次に、プラチナの刻印についてですが、こちらも刻印の意味は、「プラチナの種類」と「プラチナの含有率」を表しています。列挙すると以下のようになります。
Pt1000 → 純プラチナ 1000%
Pt950 → プラチナ 950%
Pt900 → プラチナ 900%
Pt850 → プラチナ 850%

これらの刻印の他に「PLATINUM」という刻印がなされているものもあります。プラチナは、ホワイトゴールドと違い、元々の色が白色なので、無垢なイメージがある事から、婚約指輪や結婚指輪などに使用されることが多い素材で、一般的に高級な素材として認知されています。なお、日本では850%に満たないものについては「プラチナ」と呼びません。高品質を維持しようとする姿勢もプラチナが高給である所以ですね。

さて、いかがでしたでしょうか。
普段あまり目にすることにない刻印。
日本古来の刻印だと「お墨付き」と言えますね。
「刻印」も「お墨付き」もあった方が安心して購入出来ますね。

少しでも、皆様の暮らしのお役に立てれば幸いです。
それでは、また、次回コラムでお会いしましょう。

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