うつ病:40代男性:障害厚生年金2級(5年分さかのぼり付き)
傷病名:反復性うつ障害
【相談状況】
・平成13年3月初診、職業(自動車整備士)
【サポート】
・精神疾患の患者さんは病院ジプシー(転々と渡り歩く)が多い
・自分に合う医師と薬を探し回る。初診を覚えていないことも
・現在傷病手当受給中で、退職勧告を受けていた
【結果】
・平成8年(覚えのない受診歴)を初診にされ、事後重症で障害厚生年金2級受給
(遡及不支給 審査請求へ)
初診を申請当初から主張した平成13年3月と覆したものの、精神疾患独特の「症状の波」を逆手に取られ障害が固定してないものと棄却される。そのため」、遡及に向けて審査請求をする。
【対応】
①初診日の証明を取得
ここで初めて平成8年にも受診したことが判明。しかし平成8年は神経症で2回のみの受診。平成13年のものとは別の症状と医師に掛け合うも、障害年金そのものに対しての偏見をこちらにぶつけられる。
誠意を持って説明し、平成8年の症状の完結についての書類は取得
②診断書依頼状・申立書はヒアリングをもとに作成
申立書作成時、平成8年~平成13年は、社会的治癒として別の傷病であると強調
また、うつの症状は個々により症状が違うので詳しくヒアリングして申立書に反映
3.裁定結果 認定日(遡って):不支給 事後重症:2級
①請求者と打合せ、審査請求へ
平成8年~13年の状況を再確認。状況証拠を収集し審査請求
4.審査請求結果 1枚目のとおりOK
愛媛香川障害年金相談センター 大西