「書く」ことが心理的に良い効果になる
カウンセリングを訪れる人は、なんらかの改善を求めてやってきます。
「今、一番問題なのは何ですか?」
「それをどのように改善したいですか?」
では、その問題は1度のカウンセリングで解決できるでしょうか?
答えはNOです。
たった1度のカウンセリングでできるのは辛い気持ちを受け止めて聴く、傾聴受容だけです。
辛い気持ちを吐き出して、スッキリしたからこれでいい!
そう思えたならば、1度のカウンセリングでも効果的だったとは言えますが、多くの人は抱えている問題の解決を目指してカウンセリングにきます。
では、なぜ継続が必要なのでしょうか?
皆さんは「顕在意識」と「潜在意識」って聞いたことがありますか?
頭で理解してやろうと思って続けている意識が顕在意識です。
例えば、ダイエットのいい方法を知ってやろうと思って始めた時にはこの意識です。
しかし顕在意識は意識しないと続けられないので3日坊主になりやすいのです。
ダイエットに成功しないのは顕在意識のまま終わっているからです。
潜在意識は思考習慣とも言われるもので、考えなくても自然にやってしまうこと。
やらないと気持ち悪いことです。
歯を磨く、顔を洗う、毎日お風呂に入るなどの習慣は潜在意識です。
悩みを抱えてカウンセリングに来る人は、悪い思考の習慣や行動の習慣を潜在意識にしてしまっています。
だから、逆にいい思考や行動の習慣を身に着けるためのトレーニングを継続して行わないと変わらないのです。
顕在意識を潜在意識に変えるのに、継続100日が必要だと言われています。
そこに寄り添って応援するのがカウンセラーである私の役割です。
問題改善をしたいのなら、続けましょう。
しっかりと私が応援していきます。