第一印象でトクをする
こんにちは、千葉 海浜幕張のイメージコンサルタント・ビジネスマナー講師、城戸景子です。
昨日の朝刊一面に掲載された写真。
女性閣僚2人の辞任会見時の様子です。
たった1枚の写真が、お二人のイメージを一瞬で発信しています。
ダメージを真摯に受け止め反省しているように見える方と、
ダメージがもたらした結果に納得できず不満そうに見える方。
女性閣僚が不正疑惑により辞任という共通点ゆえでしょう、
並べて写真掲載されたが為に、発信するイメージの違いを際立たせる結果になってしまいました。
さて、ここで大事なことは実際どうかではなく、「のように見える」ことです。
なぜなら、「のように見える」のがイメージだからです。
写真という画像を通して私たちが得られるのは、視覚からの情報です。
テレビ等による動画であれば、そこに話し方や声などの聴覚情報が加わります。
視覚から55%、聴覚から38%、合計93%の情報が、
「のように見える」イメージを形づくります。
このイメージをうまく作ることが、ダメージ・コントロールにおける第一段階なのです。
この写真の一方は、表情や見た目の印象が悪い為に、
ダメージに対する受け止め方や責任の取り方も悪いと思われる危険性をはらんでいます。
ダメージ発生時には、速やかに事態を収拾することが鉄則ですが、
乱暴な言い方をすれば、どれだけたくさんの人を味方につけられるかなのです。
そうであるならば、一瞬で大きな影響を与えることの可能なイメージ作りに手を抜いてはいけません。
周囲が求めるイメージを作り出すこと、
これがダメージを最小限に抑えるコツです。
そして速やかなダメージ・コントロールが、
今後のキャリアを継続できるかどうかを左右すると言えるのです。
今回のお二人のうち松島氏は、ダメージ・コントロールにあまりにも無頓着だという印象を受けました。
イメージ作りの点だけでなく、質問への対応や辞任発表のタイミングなど、もう少しうまく調整できたはず。
後出しじゃんけんで負けに行っているようなものだという感想を持った方も多いのではないでしょうか。
*ビジネスパーソンの有利なビジネス展開に不可欠なイメージ作りのご相談は、
STUDIO STELLAの個人コンサルティングにお問い合せ下さい。
最後までコラムをお読み下さいまして、ありがとうございました。
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STUDIO STELLA 城戸景子
〒261-0023 千葉市美浜区中瀬1-3 幕張テクノガーデンCB棟3F MBP
(社)ジャパン・パーソナル・ブランディング協会認定イメージコンサルタント、ビジネスマナー講師
ミューズ・ブランディング・アカデミー(株)千葉校 校長
■ メール:info@stella.image-consulting.jp
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