最後の最後、勝負に勝つために大切なこと。

熊谷修平

熊谷修平

テーマ:大学受験で大切なこと

=ご挨拶=

こんにちは。Professional-Teacherです。

センター試験が終了しました。

でも、戦いはまだ終わっていない事に、みなさん気づいていますか?

「落胆したり、後悔したりするのは、終わった後」ですよ。

Professional-Teacher生で、合格に結びついく生徒は、常に「今」の状況で考えるのではなく、
「未来」をどうしたいか?という気持ちで臨みます。

合格を呼び込む力。

自分を信じていきましょう。

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◆今回のテーマ=「最後の最後、勝負に勝つために大切なこと」
◆今回のポイント!
●編集後記
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先週末、センター試験が行われました。

試験が迫ってきた時、やっぱり誰もが不安で、誰もが落ち着かなかったと思います。

そういう点は、誰もが同じなんです。

これから二次試験を迎えるにあたり、また、私大の人も、受験が近づいてくるにあたり、
どう取り組めば良いのか?

それを今回はお伝えします。


今、受験を控えた人で、誰一人、不安じゃない人なんていません。みんな同じ。

少し考えてみれば、理由は簡単なんです。

だって、人は未来が見えませんから。

未来が決まっていないからこそ、不安にもなるし、焦りも生まれます。

みなさん、結果がわかっているものに、ドキドキしますか?

勝つこと、負けることが分かったスポーツを見て、本当に、その一瞬一瞬を楽しめますか?

未来が見えないからこそ、楽しめるんですよね。


でも、自分のこととなると、やっぱり嫌だ。その気持ちもわかります。

さて、でも、そんな中でも、戦いに勝つためには必須と言われる法則があります。

今日は、5つの法則を紹介したいと思います。

みなさん、出来ていますか?

1,2年生の人もいずれ来ること。

しっかりとした準備は言うまでもなく大切ですが、こういう当日の事って、
実は重要なんですよ。


法則1)大事(おおごと)に考えないこと。

特に試験だからといって、大事(おおごと)に考えないこと。

まったく知らない事が問われるわけでも、たとえ、しくじったからといって
命をとられるわけでも決してありません。

世の中も、普通どおり動き続けるし、何一つ影響はありません。

ふとすると、ちょっとした大事に感じてしまいがちですが、やることは単純。
「目の前の試験ペーパー1枚を相手に、これまで学んだ事を書く」だけ。
それ以上でも、それ以下でもないですよね。

そして、それは、これまで自分が積み重ねてきたことを書くだけなんです。

決して大事ではありません。

自分だけの世界しか見えなくなってしまっている人は、外を見て深呼吸してみましょう。

世界は、もっと広いはずですよ。


試験は、ただ、自分が学んできた事を書けるかどうか?というだけが試されています。

あなたの人生や人としてという部分などなど、すべてを試しているわけでは決して無い。

やるべき事は1つ。目の前の紙に、自分が知っている事を書いてくるだけです。


2)敵は誰か?を間違えない。

試験での敵は誰ですか?

決して、周りの受験生でも、試験官でも、大学でもありませんよ?


「目の前のテストペーパー1枚」です。

それが解ければ、問題ないのですから。

つい、周りを気にしてしまったりしますが、駄目です。

敵は、目の前のテスト。
使うのは、自分のこれまでの知識と積み重ね。
やるのは、テストペーパーを解くこと。

それだけ。
それ以上はありません。

Pro-Tの会員生で、もしこの点忘れている人は「大学受験の鉄則」を見直すこと。


3)テスト当日必要なのは、「自分の頭」のみ。

テスト当日、あれこれ忘れ物がないかと細かく考えたりしてしまいがちですが、
結局の所、なければならないのは、「あなたの頭」だけです。

・例え、鉛筆と消しゴムがなくても、大丈夫。貸してくれます。
・受験票がない?大丈夫。手続きが面倒なだけで、受けられます。
・え?雪でいけない?大丈夫。事情をちゃんと話せば、遅らせてくれます。

必要以上にあれこれ細かくならないこと。

それが大切。

なんだったら、鉛筆一本と消しゴム、受験票だけポケットに入れていけばいい。
バックも参考書もいりません。

いるのは、「頭」です。

試験はそんなもの。

もっと大きく構えてください。

試験解けばいいんですから。あくまで。


4)最後の最後まであきらめない。

これは大切。

実力が本当に試されるのは、二次試験・私大一般です。

勝負ごとは何事もそうですが、大変な9割の段階まではみんな頑張る。

最後の1割で、あきらめなかったかどうか?という点が大事で、実はそこでの差が
合否を決めます。

サッカーで言えば、あきらめるのは、「笛が吹かれた時ではなく、笛が鳴り追った時」です。

そこまで追いかける。

そういう姿勢です。



5)結果は、あっちが決める。自分はテストを書いてくるだけ。

人は結果を恐れるばかりに、つい結果をいろいろ考え勝ちです。
あれこれ、悪い結果が起こった時用に、備えているのかもしれません。

でも、それは、実際、自分がほしい結果のためには、何一つ役には立たないばかりか、
単に不安になるだけ。

大切なのは、結果を考えることではなく、目の前の1つ1つを最後までこなすこと。

そういう姿勢ではないですか?

結果は、どのみち、こちらは決めることは出来ません。

どんなに頑張っても無理。

ならば、今自分がやるべきことは何か?

それは、やるべき事を尽くすことです。

テストをしっかりと書くということ。

自分が目指す結果をほしいのならば、それを信じて、自分を信じて、
最後まで努力する事。

それが大切です。



さて、5つの勝負における大切な点をあげてみました。

どれも、当たり前と言えば当たり前でしたか?

そう、当たり前でOK。

当たり前になっていて、聞いたことがあるだけじゃなく、しっかりと行動に生かせて
あれば、OKです。

大丈夫。
あとは、自分を信じて、頑張ってきましょう。

明日は、120%の結果なんていりません。
120%なんて思うから、気負ってしまう。

やったこと、100%出してきましょう。

それでOKです。

それで、十分いけるはず。

それだけ頑張ってきたでしょう?

自分を信じて。最後まで。

頑張っていこう!

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●編集後記

大学全入時代と言われている昨今。

しかし、実は、ラッキーだ思っていると、その後の未来がなくなります。

これは、大学に入学しても、出るときに大変になるという理由です。
つまり、就職するとき、就職先がないんです。

みんな大学を当然出ているという状況ですから、その中で有名大学しか
就職できない、つまり、そうでない所は出ても意味がないという状況になる。

これは、これから先必然的になっていくでしょう。


昔は、そうではありませんでした。

誰でも大学にいけるわけではなかった。だから、大学は価値があったわけです。

全入時代になり、誰もが大学に行くのですから、いい大学でなければ、意味が
ない。

もちろん、大学入学の際、超えるべき壁・苦労などをしていないわけで、
企業側が採用しないのも、世の中には納得されていくと思います。

今、逃げること。苦労をしないことは、結局、自分に跳ね返ってきます。
しっかり逃げずに立ち向かうことが重要なんですよ。

「若いときの苦労は、買ってでもしろ!」といいますよね。

アレ、本当なんですよ。


すべての現象は、長い目で見ると・・「苦あれば楽あり」。

しっかりと成り立っています。
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熊谷修平
専門家

熊谷修平(塾講師)

Professional-Teacher大学受験突破塾

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