君はコレを読めるか!?英語の力をチェック!

熊谷修平

熊谷修平

テーマ:科目別勉強方法

こんにちは。Professional-Teacherです。

今日は、まず、みなさんに問題を出しましょう。

「224日」・「589日」・「954日」

これは、何の数字だかわかりますか?

実は、これ、現実の高校3・2・1年生の「センター試験までの残り日数」です。

今、「まだ大丈夫だろ」と思いましたか~?
それとも、「もうないなー」と思いましたか?

実はこれには「落とし穴」がある。

1)センター試験の通常受ける科目の数は「5教科6科目」です。
  そして、二次試験の科目は2~3科目程度(東大なら4科目です)

センター試験と二次試験では、傾向も違うし、求められている力も異なるので、
同じ英語でも同じとは換算できません。

それで、つまり、それぞれを科目数で割ると・・・

「25日」・「65日」・「106日」

つまり、1科目「二次試験レベルの英語」を高校3年生ならば25日、
つまり約1ヶ月で受験レベルまで。

高校2年生ならば、65日、2ヶ月で。

高校1年生でも、約3ヶ月で解けなければならない。

そうでなければ、不合格になるという事。

さて、あなたは、大丈夫ですか??

2)そして更に追い打ちをかけますよ。
  高校生には時間がありません。かねてから言っているように、大学受験と高校の勉強は違います。
  大学ごとの傾向に合わせる必要もありますし、何より科目内の勉強も異なります。

あなたは、帰ってきてから何時間勉強していますか?
え?3時間頑張っているって?

では、3時間で仮に計算してみると・・・。先ほどの日数にかけます。

「25日×3時間=75時間」
「65日×3時間=195時間」
「106日×3時間=318時間」

つまり、1科目「センター英語」を高校3年生は75時間(=3日程度)で受験レベルまで。
高校2年生は、195時間。高校1年生でも318時間(=8日程度)で受験レベルです。
高校1年生は、318時間(=2週間弱)

高校3年生は、もうわずか「3日間」で、二次試験レベルの英語をクリアしなければならない。
それも合格ラインに。
高校2年生でも、8日間。
つまり、1週間程度の時間しかない。

高校1年生なら、2週間程度。

みなさん?
大丈夫ですか?

現役合格をする人が、しっかりと高校1年生からはじめるのには、それなりに理由があるんです。
この点、しっかりと考えてください。

もしあなたが、「日々やる事がある中で、・・なんとか頑張れている」という状況ならば、合格。
でも、「なんとなく「これでいいのかな・・・」なんて、やるべき事がはっきりしていない状態で
進んでいるのであれば、危険信号点灯」です。

まだ夏前だしと思っている人はOUT.
「夏」やるのは、誰もが当たり前。

今の時期にどれだけしっかりと一直線に進むことができるか?が大きな分かれ道になります。

あなたは、今、どんな状況でいるでしょうか?

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★今回のテーマ=「君はコレを読めるか!?英語の力をチェック!」
◆今回のポイント!
●編集後記
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◆今回のテーマ=「君はコレを読める?英語の力をチェック!」

今日は、しっかりと英語を合格へつながるやり方で勉強出来ているかどうか?を
チェックしてみてください。

英語は、単語・熟語・構文・文法・SVOC・長文読解と6つの土台が必須。
その上での自分の志望大学の傾向に合わせた対策が必要となります。
多くの人が勘違いしている勉強をしていますが、不合格になってから気づくのでは
遅いですからね。

実際に、Professional-Teacherのコース生は勉強し、できるようになっていく
英文です。

これまでの英語の勉強方法、チェックしてみてください!!

The customs of Japanese people are in some respects very similar
to those of the natives of Polynesian islands who believe that
man’s life is governed by seasons.

問1) natives の意味は?
問2) those を英語一語で書き換えると?(抜き出し)
問3) 意味は?(意訳してみましょう)


上の英文に関して、解いてみましょう。

さほど長くはない文章ですが、論理的に読んでいなければ、解けません。

なんとなくで英語が解けるのであれば、誰もが合格します。
当然、そんな簡単なわけありませんよね。

特に、単語至上主義の人がいっぱいいらっしゃいますが、
単語を暗記出来れば合格できるのであれば、本当にいいんですが、
残念ながら、そうではないというのが現実。

(気づくと分かりますが、どの単語集も実はほとんど重要単語って
 重なっていませんか?そりゃあそうですよね。出る単語を1から2000程度
 載せているのですから・・という事は、1冊でも2冊でも3冊でも中身は同じ。
 単語だけでは英語は無理なんです!)

しっかりと対策していきましょう!

今回の問題は、SVOCと論理的な読解をしっかりと勉強している人にとっては、
解ける問題。ある意味、大学受験合格か否かがわかってしまいます。

問1)natives の意味は?

答え:人々(単なる人々)
   (×母国語を話す人達)
 
問2)those を英語一語で書き換えると?(抜き出し)

答え:customs

問3)意味は?(意訳してみましょう)

答え:日本人の習慣は、ある側面で、人間の生活が季節により支配
   されていると信じているポリネシアの島々の人の習慣と、よく
   似ている。

<解説>

問1)のnativeは、辞書だと「母国語を話す人達」。しかし、そんな単語の
意味を試しているのではありません。これを辞書的な意味に訳している人は
NG。
単語帳に載っているのは、あくまで日本語の典型的な訳でしかありません。
大切なのは、それを元に、文章中でしっかりと訳せること。
だから単語帳をいくらやっても合格はできないんです。

訳出する際には、それを加味して訳せなければなりません。
(難関大学は、そういうので点数の可否を決めています。)

文章中でもとめられている意味をしっかりと取り、訳すことなしには
合格にはたどり着くことは出来ないんですね。


問2)も同様です。

では、詳しく見ていきましょう。

ちょっとSVOCの勉強をしていない人にとってはきついかもしれませんが、
「ふぅ-ん。こうやるんだ」というように、見ていてください。

The customs ( of Japanese people ) are ( in some respects )
(very ) similar (to those of the natives)
( of Polynesian islands ))( who believe  that man’s life is
governed (by seasons.))

The customs がS。
are がV。
similarがC。

単純なSVCの文です。
( 括弧 )は、文のまとまり。主に、M。
三行目のwho以下がthe natives にかかるような関係代名詞になります。

問1から解いていきます。もちろん、論理的に。
ちょっと並べ方を変えると見やすくなる。

The customs ( of Japanese people ) are(very ) similar
(to those of the natives)( of Polynesian islands ))

SVCで、主な意味は、「日本人の習慣はポリネシアの<to those of the natives>とよく似ている」

さて、問題の(to those of the natives)ですが、無理やり訳さないで
くださいね。

考えてみてください?

日本人の習慣=(似ている)=ポリネシアの●●

論理的に考えれば、わかりますよね。

●●=習慣。

つまり、

The customs ( of Japanese people )

=  (to those of the natives)( of Polynesian islands ))

論理的に対応するものを考えればいい。

日本人の習慣=ポリネシアのnativesのthose

つまり、natives=people(人々)
    Those=customes です。

どうでしょうか?

第一段階として、しっかりとSVOCをとることはもちろんですが、それを
使いこなし、論理的にとけなければ、正解は導き出せません。

natives=母国語を話す人達と訳したあなたは、大学受験では、その設問での
ひっかけ問題にひっかかります。

うまい訳というのも、実は、こういう論理的な読み方をできて初めてできる。
だって、どこまで崩して訳していいのか?という基準は、論理的にしっかりと
した順番を崩さない程度なんですから。

「日本人とポリネシア人は、とてもよく似ている。慣習という点で、人間の
生活は季節により左右されていると信じているからだ。」

こんな訳でもOKです。

しかし、nativesを、「母国語を話すような人達」と訳してあると、へたに
×を食らってしまいます。

実際には、こういう論理がしっかり取れているかを試すために、さまざまな
工夫がされています。
(例えば、日本語訳はどれでしょう?というように、5択で、意訳を
 並べておき、そこに、直訳どおりのものと論理的にとった後の意訳を
 おいておく。)
そうすると、単語をつなげて、読んでいる人達は、まともに引っかかります。

そして、それが合否の分かれ目だったりする。

また、単語至上主義の人たちは言うんですね。
Nativesが、「人達」と言う風に、訳すことを知らなかったから受からなかった
んだ!と・・・・。

論理的に、見ないと、何度受けても不合格。

結構います。そういう人。

英語は、論理。SVOC。
いち早く、それに気づき、取り組み始めてくださいね。

この6月は、そういう点を踏まえた勉強をしていけているかどうか?のチェックポイント。
大丈夫ですか?

大学受験は、自分の未来がかかっている試験ですからね。

後悔しないようにしてください。

勉強方法が間違えていると、いくら努力しても効果はありません。

合格するために、何が重要か。しっかりと捉えていきましょう。

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●編集後記


大学受験という試験は、一つ一つ、しっかりと勉強していけば必ずできるようになれるのに、
「知らないから」合格できない。

そういう人は、とても多いです。

「出会ってよかったー。俺、先生と出会わなかったら、絶対別の道行ってたよ」(N.S)
「もっと早く会いたかったです。そうしたら、もう少し上の大学にいけたかも。」(I.D)

Pro-Tの生徒が言ってくれた一言です。

もちろん、「努力」は重要だけれど、合格に必要なのは「努力」だけじゃない。

何事にも「取り扱い説明書」があるように、受験にも「突破する方法」があります。

「知らないから出来なかった」

そんな後悔、しないでくださいね。


そして、真剣にやろうと思った人。
是非、「合格ハンドブック」を請求してみて下さい。

そして、絶対に合格したいんだ!と思った人。
一緒に頑張れる日を、待っています。

合格を目指し、一緒に頑張っていきましょう!

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             ☆Professional-Teacher 大学受験突破塾☆

   ~1人1人の今の状況に合わせて、目指す大学学部の傾向にあった指導をしていきます~

               合格につながる勉強方法をしっかりと指導!
                プロが作るあなただけの「合格Plan」
      いつでも質問・相談しながら一緒に進めていく「質問」「相談」サポート
        
 =元プロ家庭教師だからこそ、あなたの今の状況に合わせて、しっかりと一緒に歩んでいくことが可能=
           
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「合格への道」は、Professional-Teacherが作る。

 君は、合格を目指し、諦めずに走る事。それが唯一の約束。

 最後の最後まで一緒に頑張っていこう!!

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