年始のごあいさつ
行動指針7(義)
義とは、人の歩んでいく正しい道のことです。
義をおろそかにすることは、道を踏み外すことになります。
仁を実践する基本として、義を貫くことが必要です。
本当に人を愛し思いやる生き方は、正義を貫いてこそ成り立つのです。
武士道では、義の精神が重く考えられていました。
『義』と言えば、上杉謙信。
武田信玄と上杉謙信の「川中島の合戦」のとき、海のない山間部を領土とする武田方が、敵対する今川・北条側より商人の往来を制限され、塩の供給を絶たれました。これを聞いた上杉謙信は、塩を自国から供給すると申し出ます。 「武士が雌雄を決するのは弓矢と刀である。敵であっても窮状では助けるのが武士であり、弱みにつけこむのは卑怯」と上杉謙信は考えたからです。謙信は、義を貫いたのでした。
正義を貫く心
義理人情を尊ぶ心
人助け
助け合い
恩義
普遍的正義
義侠心
正しい道筋
義理
正しい行い
これらが「義」ですね。