お客様が“驚き、感激”した相談事例
ようこそソニー銀行へ!
初めてです。
銀行からこのようにお出迎えを受けたのは。
融資担当者さんや支店長さんに、快くお迎えしていただくことは多々ありますが、
ここまでのウェルカムは記憶にありません。
いつも、銀行訪問といえば、私はあくまでもお客様の支援。
一般のお客様にとって良い銀行が、私にとっても良い銀行でした。
それは、あくまでも住宅ローンやアパートローンの融資条件の話です。
でも、今回、ソニー銀行さんに5時間ほど滞在させて戴いて
「銀行も企業なんだ」当たり前の感想を持ちました。
いや、ソニー銀行は、特別なのかも知れません。
企業理念が『フェアであること』ですから。
・フェアである
・日本経済の新たな成長に貢献する
・自由闊達で愉快な業務環境を整備する
企業理念の中に「自由」とか「愉快」なんて言葉が入っていること自体が、ユニークな企業ですよね。
また、昔から銀行に対し違和感があったのが、銀行のトップを【頭取】ということです。
銀行も一企業であるならば、そのトップは他の一般企業と同様に【社長】でいいのです。
この度の5時間弱の滞在中に、企業理念について語り、
ご挨拶下さったのは、ソニー銀行の石井社長でした。
あくまでも、お客様目線の商品・サービスの追求がソニー銀行がソニー銀行である所以なのだそうです。
それは「住宅ローンの基準金利を低めに設定している事」や、
「住宅ローンの翌月の金利を事前に月中に公表する事」に見事に反映されています。
ネット銀行
ソニー銀行といえば、ネット銀行です。
店舗のない銀行です。(実際は東京駅前に1店舗だけあります。)
私たち消費者は、ソニー銀行の銀行員に会うことはありません。
住宅ローンの融資も、郵便と電話で完結します。
私たちは、相手の顔が見えません。
そこは裏を返せば、銀行のスタッフにとってもお客様の顔が見えないことになります。
だからこそ社員教育にはトコトン時間をかけるそうです。
お客様は直接、問題提起をしてはくれません。
「チョットしたお問い合わせ」「お客様の声にならない声」の中から、
お客様の“期待”や“不満”をスタッフ自身が考えるように教育しているとの事です。
まずは、ソニー銀行のホームページを見てみましょう。
そこで、分からないことは、チョットした事でもカスタマーセンターに聞いてしまいましょう。
ネット銀行の良いところは、東京のど真ん中に住んでいる人でも、
地方に住んでいる人でも、同じサービスが受けられる所です。
わざわざ、銀行に出向く必要はないのだから。
ソニー銀行は、日本中にいる 【あなた】 からのお問い合わせを待っています。
今後期待したいところ
ソニー銀行の企業理念、スタッフの皆さんは素敵です。
でも、銀行なのだから、http://もっと積極的な融資を期待したい所です。
現在、融資は住宅ローンに限るそうです。
住宅ローンの融資だけでは、「日本経済の新たな成長への貢献」には物足りなく感じます。
今後は是非に、アパートローンや事業用融資にも事業領域を広げていただきたいと思います。
今回はソニー銀行さんへ、訪問させて戴いたのですが、
『いやいや、うちの銀行も見てくれ!』
そんな銀行さん、お待ちいたしております。
最後に、今回の企画をしてくださった、FP-RECOの皆様、快くお迎えくださったソニー銀行の皆様、ありがとうございました。