不動産屋さんの無料査定のヒ・ミ・ツ-その1
「お願いしますっ!どうか目を覚ましてくださいっ!」
「不動産仲介会社はあなたの不動産を『高く』ではなく、『安くして早く売る』ことを目標にしていますっ!」
と、声を大にして叫びたいのですが小心者なので、これを書いた紙をガラスの小瓶に入れて太平洋の海原に1万個浮かべたいと懇願しているマリブ不動産コンシェルジュの石田です。
さて今回も不動産売却活動の第一歩『無料査定』について一石を投じ、皆様の心に波紋を描けたらいいなと思っていますので、ぜひ最後までお付き合い下さいませ。
前回までの『不動産無料査定の落とし穴シリーズ』を読んでいない方はこちらからどうぞ。
不動産無料査定の『落とし穴』-その1
不動産無料査定の『落とし穴』-その2
不動産無料査定の『落とし穴』-その3
まずは前回のおさらいから。
1.トシさんは自宅の相場が『4千万円台前半』ということに気づいた。
2.D社がなぜ4,600万円の査定をしたのかちょっと疑問に思った。
まず2の疑問から片付けてみましょう。この理由は簡単です。
もうお気づきの方もいると思いますが、それは『ウソをついてでも売却活動(媒介)を依頼されたかったから』という理由につきます。
4社からの査定額を聞いて、90%の方がD社の査定額を魅力的に感じました。
つまり人は、『高く査定してくれた会社は魅力的!ぜひ頼みたい』という気持ちが湧いてくるので、その感情を逆手に取ったのがD社の戦略だったワケです。
実際に魅力的だったのは『会社』ではなく『査定額』ですが、なぜかすり替わっちゃっていますね。
『そんな事言っても、4600万円で売れる可能性だってあるじゃん!』
『4600万円で売れるって人間だけが4600万円で売れるんだ!』というお気持ち、石田もよくわかります。
ですが、それは危険な橋ですよ?
あまり公の場では書けない内容なのでココでは割愛致しつつ、下記からご相談頂いたお客様だけにコッソリお話し致します。
『不動産会社がゼッタイ教えない成功売却術』
さて、4千万円台前半ということに気づいたトシさん。
ここからA社、B社、C社のいずれかに売却活動を依頼することになります。
いずれも価格差が100万円ずつで、やはり一番高い査定額の会社に頼みたいのが人情というもの。
ではココで不動産高値売却のプロから1つアドバイスを。
『不動産会社は査定額で選んではいけません』
『さっきは査定額が高いところはダメって言ったじゃないか!』という声が聞こえて来そうですが、さらに1つアドバイスを。
売却活動において『査定額』よりもっと大切な事があります。
それは、『営業マンの態度・準備度・話術・営業力・人間力・信用力を見極める』という事です。
え?難し過ぎます?
では、難しく考えないようにしてみて下さい。
例えば、上記の項目を少し意識しつつ、営業マンの『雰囲気』から感じ取ってみて下さい。
これならあなたにもできますよね?
4人も営業マンに会えば、誰が1番理想に近い人間なのか、比較しやすくなるハズです。
『4人とも同じような感じで微妙だった』という印象でしたら、もしかしたら4人ともハズレかも知れません。
もし残念ながらハズレらしき営業マンに当たってしまったら、各社に電話して『一番客付け力のある営業マンは誰ですか?』と聞いて、その人に頼むのもアリですし、もっと他の会社に声を掛けるのも良い方法です。
『そんなことしたら来てくれた人に悪いし・・・』なんて考えないで大丈夫です。
そのハズレの営業マンに頼んだら、結果的に相場より200万円も300万円も安く売るハメになるかも知れませんよ?
売却を彼に頼んでしまった『あなた自身』が損失を被ることになるワケです。
その損失を誰も補填してくれません。
だから、『不動産のことはわからないから不動産屋さんの良いようにお任せしよう』なんて決して思ってはいけません。
不動産売却は、『どの会社に頼むか』ではなく、『誰に頼むか』で選ぶべし!
あなたが不動産売却の知識を身に付けて、より高く売却できるようになれるなら、石田にとってこれ以上の喜びはありません。
あなたが自分の不動産を売却する際に真剣に考えてください。
『安くても物件が売れさえすればいい』のですか?
それとも『少しでも高く売りたい』のですか?
今日も最後までありがとうございました。
『不動産会社がゼッタイ教えない成功売却術』はこちらから
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