令和6年度税制改正大綱 賃上げ促進税制の改正 <浦安市川の中小企業支援コラム>
日本政策金融公庫(日本公庫)船橋支店は凄い!
認定支援機関の支援を受けて、新商品・新サービスの開発・販路開拓等を行う小規模事業者に対して、3百万円の事業費に最大2百万円の補助金が出る「小規模事業者活性化補助金制度」の応募期限が8月16日に到来しますが、上野の関与先からこの制度に応募したいとの相談が8月2日にありました。
メイン金融機関は某信金さんで、この制度の支援が出来る認定支援機関ですが、余りにも期限が近いため尻込みしている中、日本公庫船橋支店へ相談したところ、「応募企業さんは日本公庫との取引がなく(公庫からの借入がなく)、上野の日本公庫へ持ち込んでも話は進まない。緊急避難として、船橋支店が対応しても良い。まずは、1百万円の借り入れをしてもらい取引実績を作れば支援は可能」とのことでした。
ただ、新たな取引をするためには、応募企業の信用調査等公庫内の審査手続きが必要で、その為には6日には社長に船橋支店にきてもらうことが条件とのことでした。然しながら、社長は「6日は大事な商談があり、動けない」とのことでした。これで本件は終わりとあきらめの気持ちで、その旨を伝えたところ、「少し時間を下さい」と種々検討して頂き、結果、「7日に担当者を上野へ派遣し諸手続の第一歩を踏み出しても良い」との返事がありました。これはあり得ない話です。管轄外であるにもかかわらず、中小企業を支援したいとの一心でご尽力頂いた船橋支店さんには頭が下がります。
審査結果、取引開始決定の承認がおり、当事務所と船橋支店との間で、認定支援機関としてお互いに応募企業を支援するとの確認書を締結し、期限までに応募出来る目処がつきました。
これは金融機関のあるべき理想の姿であり、これを体現して下さった船橋支店は「本当に凄い!」と感動しました。
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