子ども達から学ぶ 「自己承認は根っこにある」 ということ
気持ちを言葉にするのって、難しい…
そう感じたことはありませんか?
確かに、
言葉の選び方ひとつで、真意が伝わったり伝わらないこともありますから、
ひとつの言葉をかけるのにも、慎重になった経験は誰しもあると思います。
また、言葉にしないまでも、
表現すること自体、相手がどう思うか不安で、苦手…
そういう方もいらっしゃると思います。
でも、
相手の反応がどうなるかを心配して、
自分の気持ちに蓋をし、表現しないでいると、
どうなるでしょう。
実は、
気持ちというものは、
表現せずに、蓋をして、隠してしまえばしまうほど、
どんどん湧いてきてしまうものです。
それで、
「これではダメだ!」と、また蓋をしようとするのですが、
そうすればするほど、
その気持ちに囚われていってしまうのです。
そして、蓋をしていた気持ちが溢れてしまい、
気持ちの蓋が飛んだところで、初めて伝えようとするから、
冷静に言葉を選んだりする余裕がなくなり、
とんでもない伝え方に…
だから、
あなたの気持ちを相手に伝えようかどうしようかと迷ったら、
まずは、伝えようとしてみてください。
相手がどう捉えるかを考えすぎるのではなく、
相手に自分の素直な気持ちを伝えることだけ意識して、
不安もひっくるめて、しっかり全ての気持ちを表現してみてください。
難しく感じるかもしれませんが、
「自分の思いを伝えないほうがいいかな…」と思う場合は、
何故そう思うかも含めて、伝えると良いのです。
感情が爆発して、蓋を飛ばしてしまう前に、
あなた自身が、あなたの気持ちを大切に。
隠さず、表現して、
心をほどいてあげてくださいね。
…もし「でも、やっぱり伝えられない!」と感じたあなた。
そんな時は、日記に気持ちを書いてみてください。
それだけでも、少しは、心がほどけますよ。