「もっと前向きに取り組んでほしい!」やる気が持続しない子どもへの問いかけ
昨日の投稿でお話した、“やる気を引き出す方法”ですが、
ひとつ確かめておかなければならないことがあります。
お子さんに「やる気がない」と感じている、その事柄についてですが、
「それは、本人のやりたいことですか?」
例えば、
親が、「楽しいぞ~」と野球(サッカー、ピアノ…など)をやって欲しそうにするから、とか
親や周りの友達が、塾に行くべきだというから、とか
そういう理由で「やりたい」と言うことが、子どもにはよくあります。
だって、大好きなお父さんやお母さん、お友達が、
それをやったほうがいいって言ったり、
それをやると楽しいっていうんですから!
そして、
それをやると、大好きなお父さんやお母さんが喜んでくれるんですから!
もちろん、
何かを始めるきっかけは、そういうことでいいんです。
ただ、
そういう理由で始めると、
それほどやる気が出ないのは、よくあることです。
これを「よくあること」だと気づいて、
まずは理解してあげてほしいのです。
そうした上で、
昨日のやり取りをしていただきたいのです。
なんとなく始めたことでも、
自分の “目的” が見つかって、
「それが出来たらワクワクする!」と思えると、
自然にやる気はみなぎっていきます。
それでも、ずーっと長い間、目的が見えない…
という場合は、
本当にそれがその子のやりたいことなのか、
本当にその子に合っていることなのか、
いろいろと、他のジャンル等も試しつつ、
よく観察してあげてくださいね。