住宅会社の選び方① 下調べからファーストコンタクト編その三～現場から近い会社を選ぶ～
～住宅会社選びの最低条件～
自社保証の会社に任せるのは大きなリスクです！
★建築業許可をもっていること★
住宅会社選び、その第一歩として、最低限どんなことをクリアしていなければならないかを
ここで紹介してみましょう。まず、一般住宅を専門にしているところかどうかという点です。
候補になっている会社には、率直に
「一般住宅が専門ですか？」
「年間何棟くらい建てていますか？」
と聞いてみましょう。
その会社が建設業許可をもっていることも最低条件の1つですね。
これは、管轄の行政庁に申請書を提出し、審査を受けた上で国土交通大臣、または
都道府県知事に建設業の許可をもらいます。
500万円未満の軽微な工事だけを請け負うなら必ずしも必要ありませんが、一般住宅を
建てるなら500万円未満の工事ということはないでしょう。
それと、現場監督が一級建築士などの資格をもっていることも確認しましょう。
★第三者の住宅保証機関に加入していること★
もう1つの条件は、自社の保証制度をとるのではなく第三者の住宅保証機関に
加入している会社であることです。なぜ自社保証制度の会社は避けるべきなのか、おわかりですか？
そもそも今の法律では、家を建ててから10年間は、瑕疵担保責任が保証されています。
10年以内に、雨漏りがしたとか家が傾いたとか住宅の性能に重要な構造的瑕疵があった場合は、
どんな会社が建てようと、その住宅会社が無償で補修しなければなりません。
そこで問題です。
「自社の保証制度をとっている会社に家を建ててもらって、
その会社が倒産したらどうなると思いますか？」
皆さんの家の保証をしてくれるのは、誰もいなくなってしまうんです。
大企業ですらいつ倒産するかわからない今の世の中、どれだけ会社が大きくても安心は禁物。
住宅会社の自社保障は大きなリスクになるので、必ず確認してください。
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