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菅谷伊佐央

「失敗しない安心な家づくり」を提案する建築家

菅谷伊佐央(すがやいさお)

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コラム

住宅会社の選び方①下調べ~ファーストコンタクト編その五 大手ハウスメーカーと工務店の価格差の理由

住宅会社の選び方 ファーストコンタクト編

2015年8月22日 / 2015年8月25日更新

~大手ハウスメーカーと工務店の価格差の理由~


消費者に関係のない経費が差額を生んでいます。


★両者の大きな違いは経費★

前記事で、大手ハウスメーカーと地場の工務店では、家を建てるのにかかる金額が

結構違うということを書きました。どのくらい価格差があり、その価格差はなぜ生まれるのか、

あなたはご存じでしょうか?

まずどのくらい価格差があるかをみてみましょう。

家を建てるときに支払う金額をおおまかに分けると、材料費など実際に必要になる建築費と、

住宅会社が受け取る経費の2つになります。

ここでいう経費は、粗利益と考えてかまわないと思います。

ここで注目していただきたいのは、

「経費」

です。大手ハウスメーカーと工務店で住宅を建てる時の粗利益率を比べてみると、

大手ハウスメーカーではおよそ40パーセント、地域の工務店ではおよそ20パーセントに

なるといわれています。

たとえば、2000万円の住宅を建てたとき、大手ハウスメーカーの粗利は800万円、

地域の工務店の粗利は400万円ということになります。

その差額は400万円!

支払う側のみなさんにとっては大きいですよね。

もちろん、個々のハウスメーカー、個々の支社、個々の工務店によって価格設定は色々です。

でも、同じような家を建てても、大手ハウスメーカーと地域の工務店とでは何百万円もの差が出る、

というのは間違いありません。


★大手はたくさんの中間マージンがかかる★

消費者が家を建てるために支払ったお金は、住宅の建築費や支社自体の経費だけでなく、

本社や自社工場、研究所にいる何千何百という社員の給料や、工場の設備費、研究所の研究費

などにも使われているということです。

少しフォローしておくと、大手ハウスメーカーは、スケールメリットを生かして材料を

大量に買い付け、材料費を下げているという側面もあります。

でも、支社だけでなく何千何百人もいる本社や工場、研究所の経費を支えなくてはならないんですから、

材料費の値下げ分なんてあっという間に相殺されてしまうと思いませんか?

次に、大工さんなど職人さんたちまでのお金の流れをご説明します。

支社と職人さんたちの間には、施工代理店と地域工務店が入っており、地域の工務店と

直接契約すれば払う必要のない中間マージンが、ここでも発生しているわけです。

もっといえば、そもそも実際に家を建築してくれるのは、地域の工務店だったりするんです。

そう考えると、最初から工務店に頼んでおけばムダな経費がかからずにすむのでは…と思いますよね。


★テレビCMなどの宣伝広告費に年間数十億円以上★

その他にも、大手ハウスメーカーでは色々なところにお金をかけています。

たとえば、広告宣伝費です。テレビをみていると、豪華で立派な住宅とともに俳優などの

有名人が登場するハウスメーカーのCMがやっていたりしますよね。

それをみて視聴者は、

「いつかはこんな家に住んでみたい」

と憧れたりうっとりしたりするわけです。

こうしたテレビCMだけでなく、新聞・雑誌への広告出稿、折り込みチラシなど含めた広告宣伝に

かける費用は、年間数十億円から百億円単位になります。

よく、

「大手ハウスメーカーが広告宣伝費をかけるといっても
その割合は住宅一戸あたり1~2パーセント程度でしかない」

といわれます。でも、いかにほんの数パーセントとはいえ、贅沢なテレビCMをつくるその広告宣伝費も

消費者が払ったお金が使われていると考えれば、あまりおもしろくない話ですよね。

★毎月何十万円もかかるモデルハウスの展示料★

最後にもう1つ、住宅展示場にいくと、大手ハウスメーカーのモデルハウスが沢山建っていますよね。

このモデルハウスにも、凄くお金がかるんです。

まず、モデルハウスそのものを建てるのにお金がかかります。

家の大きさやメーカーさんにもよりますけど、大体70~80坪くらいの大きな家を建てるので、2000万円や

3000万円ではすみません。それから、中に入れる建具等も、なるべく

見栄えよくしようと豪華なものを揃えるので、結構なお金がかかります。

あとは、住宅展示場の使用料。

私が知っている範囲でいうと、1軒につき毎月大体80万円くらい払っているところが多いです。

場所によっては、月100万円なんていうところもあるんですよ。

★経費は消費者が支払う工事代金に含まれる★

ここまでを整理してみましょう。工務店よりも大手ハウスメーカーのほうが高いのは、工務店では

使わない以下のような経費を使っているからです。

① ハウスメーカー本社や自社工場、研究所の社員給料など経費の負担
② 施工代理店などに支払う中間マージン
③ テレビCMなどにかける広告宣伝費
④ 住宅展示場のモデルハウス建築料や展示場使用料

こうしたお金は、消費者が支払う建築工事の代金に含まれているのです。

そしてもう一度、①~④の経費をよくみてください。

このうち1つでも、あなたの家をよりよくするために使われていると思いますか?

大手メーカーと工務店、どちらを選ぶかはあなたの考え方次第ですが、こうした経費の

使い道も判断材料の1つにしてみてください。


↓過去のコラムはこちらから

住宅会社の選び方① 下調べからファーストコンタクト編その四

住宅会社の選び方① 下調べからファーストコンタクト編その三

住宅会社の選び方① 下調べからファーストコンタクト編その二

住宅会社の選び方① 下調べからファーストコンタクト編その一


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