相続のご相談をうけました。優れた専門家と連携してお手伝い!
資産の管理は問題ありませんか
オーナーの皆様の持つ資産はいずれ、次代の方に引き継ぐことになります。スムーズに引き継ぎが行われるような方法として、信託や、贈与、委任等があります。これらの詳細については後々お伝えしたいと思います。
今回は、引き継ぐ財産の状況についてお伝えしたいと思います。突然ですが、皆様の財産の管理状況はどうでしょうか。
資産の全容を把握していますか
残す側のオーナーの皆様は、ご自分の不動産や、預金、株券等の資産について、その全容を把握しておりますでしょうか。
自分の財産であってもすべてを把握してはいない…
自分はわかっているけれど家族には言っていない…
こんな状況にはありませんか?その場合には、なるべく早く対策をとることを、おすすめいたします。
行政書士として、残された側の相談を受けた中で、多くの方が「どういう財産を相続するのかわからない」ということでお困りになっています。こんな思いをさせたくないですよね。
財産は早めに引き継ぐべき人に、どのくらいのものがあるかを伝えてあげるのが良いです。全く知らない財産を引き継ぐというのは結構たいへんなんです。
財産の管理は万全ですか
財産の全容を把握している方が次に気をつけるべきなのは、財産の管理です。特に建物等の不動産については、手入れをしないとどんどん劣化がすすんでしまいます。その結果、実際に引き継ぐ際には、ボロボロの「負動産」になっていた・・なんてことにもなりかねません。
また、最近では空き家問題も深刻になっており、ほうっておくと自治体から「特定空き家」に指定されてしまい、固定資産税が通常の6倍になってしまうなんてことも…。
不動産の管理が難しい場合には、お近くの管理会社等に依頼するのが良いでしょう。
※)負動産・・・負の財産のこと(造語です)