企業のお粗末なサイバーセキュリティー対策

北山豊

北山豊

テーマ:インターネットセキュリティ

RABレポーター成田さん
先日5月15日のRABラジオ「GoGoラジまる」のマイベストプロのコーナーに出演させていただきました。
当日はレポーターの成田さんが我が黒石の弊社事務所までお越しいただきました。3回ほどリハーサルして本番に望みましたが思ったより緊張せずにお話できたと思います。少しのお時間ではございましたが、成田さんのハイテンションのリポートもあり楽しくラジオ出演させていただきました。ありがとうございました。

ラジオ出演の時に夏目さんもお話しておりましたが、折しもその日、新聞をにぎわせていたのが、サイバー攻撃やランサムウェアという端末上のデータを暗号化して、開封不能にしてまう恐ろしいウイルスです。日本の企業も被害を受け、業務が出来なくなってしまったという報道がされておりました。
務暗号解除するには身代金を請求される極悪なもので、重要なデータほど請求額は高額で、水面下では企業が支払っているとか、一説には北朝鮮が関与しているとか、様々な情報が報道されておりましたが、自分の会社では、特に何の問題も発生せず稼働しております。


今回の原因がWindowsのセキュリティー欠陥をついたものだということですが、Windowsアップデートの自動更新と有効なセキュリティーソフトをインストールするという最も基本的な事を行っていれば、普通に問題なく防げることなのですが、意外と基本的なことが出来ていないのが現実なのですね。 
業務用の機器は常に動作が求められたりすると、アップデートして自動的に再起動などが許されない場合があります。こんな場合にはWindowsアップデートの自動更新はOFFの設定がされています。またサポートが終わっているXPを裏で動かしている業務用機器もターゲットになりやすいと思われます。今後、すべての物がネットワークに接続されるIoT社会が到来すると便利なようで非常に恐ろしいですね。


ちなにみハッカーというとなんだか悪のイメージがありますが、本来はネットワークやネットセキュリティーの専門家的な人のことを指す言葉だと、昔ネットワークの技術本で読みました。悪いやつらはクラッカーというらしいです。ガキ屋さんと同じですよね。 先日見たニュースでは善良なハッカーをホワイトハッカーと表現しておりました。
軍事的にも重要な分野でもありますし、この分野を研究し最先端を極めれば、間違いなくIT企業などから破格の条件でヘッドハンティングされることでしょう。私も20年若ければ挑戦したかもしれません。(笑)  

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