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トランプ就任で時代は動く!?そんなときこそ始めたいこと。

土田茂

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テーマ:ライフプラン

こんにちは。秋田のファイナンシャルプランナーの土田です。

アメリカ大統領選挙がトランプ前大統領の勝利で終わりましたね。
日本のマスコミではハリス氏と接戦という報道が多かったですが、結果はトランプ氏の圧勝でした。とはいえ、資産運用業界ではウォール街から今回はトランプという情報があったようで、私も間接的に情勢を聞いていたため驚きはありませんでしたが、日本のマスメディアは情報収集能力大丈夫かなと少し心配になりました(汗)

さて、来年のトランプ大統領就任後にどの様に世界情勢が変わっていくのかに興味関心は移っていますが、トランプ氏といえば「アメリカファースト」の方なので、グローバル化からナショナリズムの台頭という流れに拍車が掛かる可能性が高いですね。

日本でもグローバル化を推進する政党よりも保守的な政党が人気を集めていますし、ヨーロッパでも各国選挙で勝っているのは保守的な政策を掲げている政党です。

そう考えると、世界情勢の大きな転換点が来年かもしれません。ですので、私たちも長期投資であっても若干の投資先の見直しも必要となるでしょう。

世界情勢も大きく動いていますが、私たちの生活により密着した「生き方や生活」も大きく変化しています。

日経新聞記事でこんな記事がありました。
日経新聞2024/11/08Web版「デフレ発想捨て賢い支出を 補助金で競争ゆるめるな」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA259R90V21C24A0000000/

以下引用
経済政策の主役はデフレ時には財政出動だった。新型コロナウイルス禍ではさらに拡張した。これからはインフレの時代に合った運営に変えていくべきだ。モノの値段が上がっていくので民間企業が早く動く。経済に活力が出てくる。
昔のままの財政政策で「まだデフレだ」と思って動かない企業への何かしらの補助に動けば、デフレ脱却の好機を逃す。効果のないものはやめなければならない。インフレ社会のダイナミズムとして大企業も中小企業も競争すべきで、政府はそれを妨げるような補助金で競争を緩めてはならない。EBPM(根拠に基づく政策づくり)を進めるチャンスだ。
あえてやってもいいと思う財政政策は減税だ。思い切った省エネ減税で技術進歩を促すなど、産業にプラスになるやり方ならいずれ税収として返ってくる。防衛や少子化対策、社会保障といった財政需要がすでにあるなかで、潜在成長率を上げるための施策を選ぶ「賢い支出」が必要になる。
人が足りない時代は賃金を上げてから生産性を上げる仕組みに変わる。人件費が上がるなら手を打たないといけないからだ。最低賃金が1500円になると思えば、デジタルトランスフォーメーション(DX)などに投資するようになる。
3年でこれだけ上がるという予見性が重要になる。予見性がなくこのままだと思えば、現状維持で駄目になる。経済同友会が掲げる「3年以内に1500円」が絶対だと言っているわけではないが、目線を思い切り上げないといけないとの危機感を持つ。最低賃金は職種ごとにあっていい。
今後は人を集められない会社は新陳代謝の対象になる。経営者が優秀なら会社は継続するし、生産性の高い企業に人が移っていくのが望ましい。政府はリスキリング(学び直し)などで安心感を持てる仕組みをつくってほしい。大企業は中小企業に価格転嫁を認めていかねばならない。
健康で働きたいだけ働ける社会をつくるには全世代で学び直しが要る。生涯年収が増えれば消費にもプラスになる。労働移動はすでに始まっている。政府はどのようなスキルを身につければどの程度の年収になるかが分かるプラットフォームをつくり、どんどん移動を後押しすべきだ。
引用終わり

サントリーHDの新浪社長のインタビュー記事ですが、今のインフレを機会として、日本の政策に大きな変化を求めています。

記事では、企業も個人も「変わらない」と思って動かない者を助けるなということを言っています。元々、新浪氏はそういう論調が多い方ですが、経済同友会代表幹事であり、政府の経済財政諮問会議の民間議員でもある以上、記事の様な時代がより加速すると考えた方が良いかもしれません。

ということは、個人でもリスキリングが必要で、健康で長く働く時代に合わせて「生涯学習」をしていくのが当たり前になっていくということになります。
今の仕事が長期的に見て成長産業であっても、時代に沿った職能を磨くリスキリングが必要でしょうし、成長産業でないのであれば尚更ということになりますね。

ライフプランでも、お金のプランニングも重要ですが、今後はよりキャリアプランが重要になってきます。

とはいえ、私のクライアントでも定年後に幸せな方は、自身のキャリアで築いた職能や人脈を活かして働いている方だと思いますし、私も75歳くらいまでは働きたいと思っていますので自分自身の職能を上げる努力はしています。※幸いコンサルティング系はAIに取って替わられるリスクも低いはずですし…。

但し、高齢で働く際には「お金をどのくらい稼がないといけないのか?」は重要です。
年金と自分の資産を取り崩せば月5万円も稼げれば十分なのか、月20万円は必要なのかでは働くことの意味が変わります。

そのためにも資産形成はやはり大事ですし、サラリーマンや公務員の方であれば、定年時にどの程度お金があるか、また運用知識や経験、アドバイザーの有り無しも大きな要素です。

時代の大きな変化が感じられるときこそ、ライフプランを作成してみる最良の機会と思いますので、ぜひ作成してみてください。

プロと一緒に作成してみたいという方はお問合せ下さい。

今日もありがとうございました。

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土田茂
専門家

土田茂(ファイナンシャルプランナー)

ライフ・デザイン・ラボ

顧客のライフプラン実現に向け、目に見えないお金の問題の解決をサポートする専門家です。公的な制度は勿論、様々な金融商品や情報を活用して、保険だけ運用だけの「部分最適化」ではなく「全体最適化」を行います。

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