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iDeCoも上限引き上げに!選択肢が多くなる中何を選ぶか。

土田茂

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テーマ:資産運用

こんにちは、秋田のファイナンシャルプランナー、土田です。

新NISAで盛り上がる資産運用ですが、iDeCoも掛金上限が引き上げになりそうです。

日経新聞2024/05/22Web版記事「iDeCo掛金の上限引き上げ 政府検討、資産運用後押し」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA227560S4A520C2000000/

以下引用

政府は公的年金に上乗せする私的年金のiDeCo(個人型確定拠出年金、イデコ)について、掛け金の上限引き上げを打ち出す。運用次第で老後の所得を増やせる仕組みを拡充し、岸田文雄政権が掲げる資産運用立国の実現につなげる。
政府は6月にまとめる経済財政運営と改革の基本方針(骨太の方針)に上限引き上げの検討を明記する。自民党金融調査会が政府への提言で「年末にかけて議論される年金改革の中でイデコについては加入可能年齢の上限引き上げのみならず拠出限度額の大幅な拡充など大胆な改革を求めたい」と盛った。
複数の政府・与党関係者からは上限額について「倍以上に引き上げるべきだ」との声があがっている。厚生労働省の審議会で具体論を議論するとみられる。
イデコは320万人程度が加入している。掛け金は所得税などの金額を計算する際に所得から差し引く。運用益は非課税で、受け取る際の税優遇もある。掛け金を多く積み立てることができれば運用益は増えやすい。
引用終わり

iDeCoの掛金上限を引き上げる方向の様ですが、新NISAで盛り上がっている中で、金融所得に社会保険を掛ける動きがあるなど、政府の動きや退職所得控除の見直し案などを考えると、60歳以降まで引き出せないという状況をどう見るかという視点も厳しくなり、上限を引き上げても、結局将来受取時に課税されるのでは?!という不安から大きくは掛けないという方も多くなりそうでは?と思ってしまいます。
政府には約束を守って欲しいと切に願うしかない訳ですが、公的年金もマクロ経済スライドという仕組みや、根本の現役世代が高齢者を支える賦課方式から考えても、制度不安がある訳ですから、老後までにお金を増やしておく必要性は年々大きくなるばかりという事も現実としてあります。
そもそも自己責任の時代だから資産運用をするようにという方針で、NISAやiDeCoを勧めているのですから、頑張っている方の足元を掬わないようにして欲しいですね!

しかし、私たちも、政府が後押ししているからといって、NISAやiDeCoといった資産運用だけに偏るのも危険です。また、運用は怖いからと預貯金に偏るのも危険ですし、中取って?!保険で運用というのも危険です。当然ながら不動産投資に頼る、金なら安全!?とか何でもそうですが、偏るのは危険です。

それぞれにメリットやデメリットがあるので、いろいろ混ぜる所謂「分散」が安心できるものに近いので、ぜひ分散を心掛けましょう!

どの様に分散したらよいのか?

それは

ライフプランや価値観によります。

ですので、ぜひライフプランを立てて、自身の価値観と併せて資産運用について考えてみてください。

プロと一緒にという方はぜひご相談くださいね!
ご相談はこちらからどうぞ。

今日もありがとうございました。

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土田茂
専門家

土田茂(ファイナンシャルプランナー)

ライフ・デザイン・ラボ

顧客のライフプラン実現に向け、目に見えないお金の問題の解決をサポートする専門家です。公的な制度は勿論、様々な金融商品や情報を活用して、保険だけ運用だけの「部分最適化」ではなく「全体最適化」を行います。

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