経済対策でも情報格差が!?
こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの土田です。
新型コロナの感染拡大が止まりません。
東京では昨日の新規感染者が100名を越え、この週末も外出自粛要請となっていますね。
秋田県でも11人目の感染者が確認され、学校の開校を控える中先行きに不安を感じている方も多いのではないでしょうか?
一昨日は盛岡に出張してきましたが、感染者ゼロ県だけあってマスク着用率が高かったです!感覚的には8割9割の方がマスクを着用されていました。秋田駅では恐らく5~6割程度の着用率ではないかと思うのですが、それが低く見える程に高かったです。このまま感染ゼロでいて欲しいですね。
そんな中、日本政府は全世帯への布マスク2枚配布を決めました。
アメリカをはじめとする他国の大盤振る舞いから考えるとどうしても「しょぼく」見えてしまいますし、マスクも大事なんですけど、正直肩透かしを食らった感じは否めません。
今後様々な施策を打ってくれるものと信じるしかありませんが、このまま日本だけが財政出動しないとなれば、リーマンショック後の再来となるかもしれません。
2007年には1ドル120円台だった為替レートがリーマンショック後2011年の震災後には70円台を付けるなど50円という暴騰をしました。
これは様々な理由がありますが、その理由の一つとして世界各国が「お金の量(マネーストック)」を増やしたのに対し、日本はそこまで増やさなかったことも言われており、(これは日銀HPでも「スケープゴートモデル」として紹介されています)これは失政と言えるものです。
その円高によって、様々な業種の輸出業が経営困難になり、海外に工場を持っていく企業が増え、中にはエルピーダメモリの様に破綻してしまったり、シャープのように経営悪化で結局は外資に買われてしまったりする企業も出てきました。
結果、リーマンショックで一番悪影響を受けたのは日本とまで言われてしまったことを反省点として、今回はしっかりと経済対策を行って欲しいですね!
※そうでなければ「悪夢のような民主党政権」と言った総理が「悪夢の再来政権」と言われかねません!
さて、先週は米国の雇用統計が発表されましたが、今週は企業の2月期決算発表が続きます。
日経新聞4/5朝刊 「今週の予定」
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20200405&ng=DGKKZO57580760S0A400C2EA4000
ローソン、セブン&アイHD、イオンモールそしてユニクロの発表があり、黒田日銀総裁が日銀支店長会議であいさつする9日は特に注目ですし、10日は貸出・預金動向・企業物価指数、米国の消費者物価指数や財政収支発表があり、米欧主要市場が休場ということもあり(こういった休場中に何かあったりするものだったり…)動きも出てきそうな週になりそうです。
取り合えず、新型コロナの感染が収縮に向かうよう祈ると共に、予防に努めるしかありませんね。
今日もありがとうございました。