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不確実性が高い時代、ある程度「どうなっても大丈夫」な対策を!

土田茂

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テーマ:資産運用

こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの土田です。


昨日は日経平均も781.33円下げ終値で22605.41円となりました。
世界的な株安を受けて連鎖的に下がっていますが、今までがおかしい株価でしたので寧ろ正常化したともいえるのではないでしょうか?

そして先ほどの速報でNYは連日の急落です。

日経新聞Web版 2/26 「米株続落、消えた防波堤」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56057110W0A220C2000000/

以下引用
25日の米債券市場で長期金利が史上最低を記録した。新型コロナウイルスの拡散で、安全資産の米国債へのマネー逃避が止まらない。見逃せないのは金利が急低下しても、株安の防波堤にならない点だ。米景気の減速が金利低下だけでは跳ね返せないと市場が見越し始めた。新型コロナの流行に歯止めがかからなければ株価の調整が深まるリスクがある。
引用終わり


記事の通り、株安により、債券市場に資金が流れ、債券価格が上昇し金利が急低下しています。しかし、通常は金利が下がってくると、資金流入が収まるのですが今回は収まらず、一種の防波堤の役割を果たせなくなっているという事です。

この2日間で1911ドルも下落していますが(過去最大)、その要因の一つに「低金利を株への追い風と見做さなくなった」ことも要因との事です。※これも今までの常識が覆った例ですね。

昨年の米国の利下げ時にも言われた、「いずれ米国もゼロ金利になる」というシナリオが加速しそうですし、利下げ以外の政策についても、どういった手法があるのかを検討していることでしょう。

記事の結びに、先日のG20財務省・中央銀行総裁会議での共同声明である「各国の政策を総動員する」には、もはや金融緩和では限りがある以上「財政に頼らざるを得ない」ことの裏返しだとしています。

日本でも今日も日経平均は下落し22000円も割ってくる可能性もあります。
※日米の金利差が縮小しているので円高に振れてくると株安要因にもなりますね…

日本が世界に先んじて対策を打てるとは思いませんが(未だに景気は緩やかに回復していると先週言ったばかりですし…)、世界が財政出動する流れになれば、日本もそれに倣うでしょう。そうなればいよいよ物価上昇率も上がってくるかも知れません。

物価上昇・下落、株安・株高、低金利・高金利など将来はどうなるかわかりません。

いずれにしても、「こうなるだろう」と決めつけてしまうのは危険で、様々な事態を想定してある程度「どうなっても大丈夫」な状態に備えることが大切です。

そういった対策を取っておきたいという方はぜひご相談ください。

ご相談はこちらからどうぞ。

今日もありがとうございました。

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土田茂
専門家

土田茂(ファイナンシャルプランナー)

ライフ・デザイン・ラボ

顧客のライフプラン実現に向け、目に見えないお金の問題の解決をサポートする専門家です。公的な制度は勿論、様々な金融商品や情報を活用して、保険だけ運用だけの「部分最適化」ではなく「全体最適化」を行います。

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