ドコモの4割値下げはどうなの!?
こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの土田です。
昨日は秋田駅前で相談業務がありましたので、初めて秋田駅のスタバに寄ってきました。
試験勉強している風の学生が多く、東京と変わらぬお客さんの量もあり、秋田っぽくない雰囲気!?の中で読書と仕事をしてきました(笑)
読んだ本は「人生100年時代の新しい働き方」という本ですが、冒頭に「AI×ライフシフト時代に求められる新しい働き方」とあり、「漠然とした不安の正体」として「AI」と「ライフシフト」を挙げています。
AIは生活が便利になるような良い面もありますが、AIに仕事を奪われるという「AIとの競合」が激しくなる面もあります。特に日本は先進国の中でロボットの導入余地が一番高い(日経&フィナンシャルタイムズの調査)ようで、「雇用の不確実性」が増すことは避けられないということです。
また、寿命が延びていることによる「ライフシフト」も大きな問題です。
本の中では「学歴を武器に条件のよい仕事に就き、40年近く脇目も振らずに働いて、その間の蓄えを元手に60歳で退職し、趣味を中心とした第二の人生を送る」といったこれまでの「職業人生の成功法則」は成立しなくなる。また「寿命が100年になるとして、80歳まで働くと仮定すれば60年近く職業人として過ごさなければならない」と書いています。
そしてリンクしてくるのは「AIとの仕事の奪い合い」がある中で「長く働く」ためには「ロボットに代替できない人間ならでは、自分ならではの価値やスキルを持ち、それを職業人生を通じて刷新しつづけていく」ことが必要で、更に「そこに楽しみ」をみつけることも重要だとしています。
そこで本書には「生産性を高め、パフォーマンスを最大化する5つの力と14のスキル」という新しい働き方に関する具体的な方法を記載しており、大変参考になりました。ご興味ある方はぜひご一読下さい。
そして、今日の日経新聞には「AI」に関してこんな記事がありました。
日経新聞2/12朝刊「先端特許10分野、AIなど中国9分野で首位 日米を逆転」
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55092420R30C20A1SHA000/
以下引用
10年後の技術覇権を競う米中、置き去りにされる日本――。人工知能(AI)や量子コンピューターなど先端技術の特許出願を分析したところ、中国が10分野中9分野で首位に立った。百度(バイドゥ)やアリババ集団などネット大手の台頭が目立つ。一方、特許の質では上位100位中、64を米企業が占めた。次世代の競争力を占う先端技術開発で米中が激しく競う一方、日本は水をあけられている。
引用終わり
記事では2005年と2017年の特許出願件数順位を比較し、10分野中4分野で首位だった日本が1位から陥落し2位すら2分野になっているという、これまた「日本の凋落」を表したような現実を紹介しています。
「AIに仕事を奪われる」の「AI」が他国の技術である場合と自国の技術である場合では大きな差があり、記事にもある通り「技術覇権は国の競争力そのものを左右する可能性がある」訳です。特にこれまで、自動車や家電といった製品を開発し世界を席巻した「技術立国」であり、資源には乏しい国である日本が、次世代の基幹技術で後れをとるのは致命的です。
反対に10分野中9分野で首位になった中国は、「知財強国」を目指す方針を2015年に固め「中国製造2025」を打ち出し、研究開発費に巨大な予算を付け2017には日本の3倍にあたる50兆8千億円を投じているようです。(首位はアメリカの55兆6千億円)
とはいえ、特許の「質」の部分では、
以下引用
中国は質での劣勢を補うため、19年1月に知財を専門に扱う法廷を最高裁に設置するなど知財戦略を強化している。日本は特許出願で05年まで30年超にわたり世界首位だったが、実用化や規格争いで後手に回り多くの産業分野で競争力を失った。今後、中国は保有特許を生かし商用化やサービス開発で先行できるかがカギを握る。
引用終わり
となっており、まだまだ日本も巻き返しができる可能性がありそうです。
1番に返り咲けるよう技術者の方に予算を付け頑張って欲しいですし、私たちも「AI」に負けないスキルや、人生100年時代に対応した、資産形成やライフプランで、新しい時代をより良く生きて行きたいですね!
※そういえば、スタバでは「保険の商談」をしている保険屋さんが散見されました。「人生100年時代ですから…」と若い男性に話しているのが聞こえてしまいましたので、「低金利で増えない上に、掛金はローンと同じように払い続けなければならず、途中でやめると元本割れする、時代に全く合っていない金融商品ですよ!」と心の中でテレパシーを送っていました(汗)
時代に合った保険加入、資産形成法やライフプランなどご相談はこちらからどうぞ。
今日もありがとうございました。