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土田茂

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土田茂(つちだしげる) / ファイナンシャルプランナー

ライフ・デザイン・ラボ

コラム

資産運用はお金にとっての健康法!?

2019年7月29日

テーマ:資産運用

コラムカテゴリ:お金・保険

コラムキーワード: 退職 手続き

こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの土田です。

今日の日経新聞は1面にiDeCoを更に拡張する動きの記事がありました。
イデコ加入 全会社員に 厚労省、企業型年金と併用可能
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20190729&ng=DGKKZO47891580Y9A720C1MM8000

これによって、恐らく個人で確定拠出年金を掛けられる金額の上限が上がるのかもしれませんね。
老後資金は自助努力でと国が言っていても、じゃあどうしたらいいの?という方も多いかと思いますが、老後資金準備なら節税しながら貯められるので、まずはiDeCoから始めるのが良いと思います。

どんな仕組みか知りたい、折角だからしっかり増やせるように運用もしたい!という方はiDeCo相談も承っております。iDeCo相談はこちらからどうぞ。

そして、今日の日経新聞にはこんな記事もありました。
90歳まで運用せずに生きると… 老後資産、6割超で枯渇
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20190729&ng=DGKKZO47813520W9A720C1NN1000

以下引用
老後への備えに注目が集まるなか、資産運用せずに90歳まで長生きした場合、6割を超える世帯で金融資産が枯渇する恐れがあることが三菱UFJ信託銀行の調査でわかった。2千人超に家計の保有資産や収支を個別に聞き取り、推計した。「人生100年時代」に備えた資産運用の重要性を訴える狙いがある。
調査によると、退職後から全く資産運用しない場合、90歳まで金融資産を保てる世帯は全体の34%にとどまった。年率3%で運用すれば全体の53%、このケースで介護費用が生じなければ、全体の84%が90歳時点でも金融資産が残っているという。2017年の日本人の平均寿命は女性が約87歳、男性が約81歳。
引用終わり

三菱UFJ信託銀行の調査では、運用しないで資産を取り崩す生活をしていると、90歳までには6割超の家計で資金が枯渇してしまうという事で、よく言う「お金の寿命」が先に尽きてしまった状態になってしまうという事です。まるで資産運用はお金にとっての健康法ですね!(笑)

実際にはお金が無くなってきたらその分使わないようにはするのですが、記事あるように介護費用などが別途必要になる可能性もあるので節約だけで老後資金を枯渇させないようにするのも難しいところです。

また、記事には平均寿命が引き合いに出されていますが、こういった老後を想定するケースでは、平均寿命よりも「最頻値」を使うともう少しイメージし易いかなと思います。

最頻値は何歳で亡くなる方が一番多いのかを表していて、男性が87歳、女性が92歳です。※2016年のデータ
ですので、90歳くらいまでは生きている可能性って意外に高いのが分かります。

また、「中央値」といって生存者数が半分になる年齢で見ると、男性83.8歳、女性89.8歳となり、女性の半分は90歳位まで生きているという事になります。勿論今後も寿命は延びて行くでしょうから、今現役世代のかたにとっては90歳以上まで生きる可能性がより高くなっているはずです。

そんな「人生100年時代」、命よりもお金の寿命が先に尽きてしまわないようにするためにも、
①長く働く(退職しない)
②生活コストを下げる
③お金にも働いてもらう
という事を計画的に実行する(ライフプランニング)のがよいかと思います。

ご自身の場合でシミュレーションしたり、相談しながら検討したいという方はぜひご相談下さい。
ご相談はこちらからどうぞ。
https://www.kakei-lab.jp/お問合せ/

今日もありがとうございました。

この記事を書いたプロ

土田茂

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