アメリカに再び訪れた「財政の崖」、米国議会に要注目!
こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの土田です。
連日金融機関の不祥事がニュースになっていて頭が痛いのですが、今日の日経新聞にもこんな記事が
郵政、ノルマ見直し 投信の不適切販売謝罪 保険乗り換え負担増は「反省」
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20190625&ng=DGKKZO46501140U9A620C1EA1000
営業ノルマが不適切販売の温床になっていることは度々話題になりますが、ノルマをこなさないと経営組織を維持できない高コスト体制であることも事実ですから、ノルマを無くしただけで解決する問題ではないと思います。
また、将来の資産を失わせた事実を猛省して欲しいですが、記事でも保険の乗り換えは不適切とは認めておらず、こういった意識も病巣は深そうです。
一番身近な金融機関としての役割を今一度見つめ直して、今後の業務改善を期待したいところですね。
さて、今日の日経新聞1面はこんな記事でした。
かかりつけ医 定額制に 厚労省検討、過剰な診療抑制 登録以外は上乗せ
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20190625&ng=DGKKZO46515120U9A620C1MM8000
記事によると、日本人が1年間に医師の診療を受ける回数は12.8回と、英国の5回やドイツの10回と比べても高く、診療に係る医療費を抑制する意味でも、定額制のかかりつけ医制度を導入したいと厚労省が検討しているそうです。
かかりつけ医の役割は
日経新聞 きょうのことば かかりつけ医 欧州で
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20190625&ng=DGKKZO46526270V20C19A6EA2000
以下引用
▽…患者が継続的に診察してもらう医師。日本医師会などは(1)なんでも相談できる(2)最新の医療情報を熟知している(3)必要な時に専門医を紹介できる(4)身近で頼りになる(5)地域医療、保健、福祉を担う総合的な能力を有する医師――と定義している。「家庭医」として定着している欧州では、専門医への取り次ぎを選別するゲートキーパーとしての機能を持つ。
引用終わり
とされていて、健康に関する相談を定期的にでき、保健・福祉にも明るいので、そういった相談も可能であり、また異常などあれば専門医を紹介してくれる頼れる存在という感じでしょうか?
つまり、健康保険給付を減らすという観点だけでなく、国民の健康管理にとっても「かかりつけ医」の定着は寄与してくれそうです。
まさに何かあったら真っ先に相談できる先!
信頼できる「かかりつけ医」がいれば非常に心強いと思います。
そして、そういう意味では、FPの理想もこれに近いと思います。
お金に関することで、何かあったら真っ先に相談できる先。
実際、専門家への取り次ぎという面では、税金や相続、事業承継といった法律が絡むものはまさに行っているところですし、ライフプランニングはよく「家計の健康診断」などとも言われますからFPはお金の「かかりつけ医」にうってつけですね!(家計のホームドクターと名乗るFPもいらっしゃいますしね)
という事で!
お金に関する「かかりつけ医」として「かかりつけFP」を金融庁あたりで推奨して欲しいと思う私でありました(笑)※そうすると冒頭のような不祥事が確実に減ります!
「かかりつけFP」がいると便利かも!?と思った方はぜひご相談下さい。
ご相談はこちらからどうぞ。
今日もありがとうございました。