「3.11」から9年。生命保険の役割について考える。
こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの土田です。
今日は「がん」に関する情報です。
「がん」はよく2人に1人が罹り、3人に1人はがんで死ぬと言われています。
私は母親をがんで亡くしている事もあり、非常に怖くまた、憎い病気であるのですが、最近は医学の進歩もあり、治る可能性がある病気になってきています。
国立がんセンターの情報によると、がんの5年生存率は全部位において67.6%(07年~09年に治療の患者)となっており、10年前(97~99年に治療した患者)から5.3%上昇しているということです。
データでは、早期発見できたケース(ステージⅠやⅡ)では生存率が高く、ステージが進むほど低い結果となっています。※乳がんではⅠでは96.1% Ⅱ86.3% Ⅲ59.4% Ⅳ15.9% となっていました。
やはり早期発見が大切な病気ですね。
とはいえ検査するにしても、自覚症状がなければ部位別にがん検診などをしたりするのは難しいのが現実ではないでしょうか?健康診断でたまたまわかったという方は運が良いと思います。
そんな中、日経新聞6/9版にこんな記事がありました。
血液1滴でがん検査 東レ、年内申請
https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20190609&ng=DGKKZO45879170Z00C19A6MM8000
記事によると、がんができると血液中に「マイクロRNA」という物質が増え、それを検出することで、がんの有無を95%以上の精度で判定できるというものです。承認されれば数万円で複数のがんを調べられるので早期発見に繋がりそうですね!
ということは、今後「がん」と診断される方は特に若い方で大きく増えそうですね。
そして早期発見であれば治る可能性も高いので、それこそ「がんは治る時代」になってきます!
また、がんのゲノム医療も今月から健康保険対象となっています。
現状では健康保険適用で受けるにはハードルは高いですが、これを活用すると遺伝子的に「自分に合最適な治療薬」を選別可能となります。
これ以外にも、手術ロボットがありますし、放射線の技術も格段に進歩していますのであと十数年後にはがんで亡くなる方はかなり減る可能性がありますね!
ただ、がんはお金が掛かる治療法もまだまだ多く、治療にも時間が掛かるケースもあります。
ですから、特に若い方は資産形成が十分ではなかったり、治療で働けない期間が出てくる可能性も考えると「保険」を活用して備えることは大切と思います。
がん保険も各社から様々なものが発売されていますが、保険商品の内容や社会保険制度はもちろん、今後の医療関係の情報なども踏まえて選択する必要があると思います。
ご自身で選ぶのが難しいとお感じの場合は、そういった分野の知識をしっかりと持った方に相談して下さい。
もちろん、私へのご相談も大歓迎です(笑)
ご相談はこちらからどうぞ。
https://www.kakei-lab.jp/お問合せ/
こういった技術革新で、がんは罹るけど治る病気になれば良いですね!
今日もありがとうございました。