新しい生活様式になると消えていくものとは…
こんにちは。
ファイナンシャルプランナーの土田です。
11日の衆院本会議において、大学教育を無償化する「大学等修学支援法案」が可決されました。
今国会中に成立し来年度からの施行となる見通しです。
人生3大資金の一つとも言われ大きな費用が掛かる教育資金の中でも、最もお金が掛かる大学教育が無償になればライフプランにおいても大きなインパクトになります。
しかし、今回の法案では対象者は低所得世帯に限られますので注意が必要です。
無償化対象は住民税非課税世帯(世帯年収270万円未満)とそれに準ずる世帯(世帯年収380万円未満)となり、国公立か私立かで減免額や給付型奨学金額が異なります。
また、当然ながら誰でも受けられる訳ではなく、学ぶ意欲のある学生に限られますし、受けた後もしっかりと出席して単位も取得しなければ打ち切りもあります。
あくまでも進学の意欲があっても経済的な理由で進学を諦めざるを得ない学生が対象ということですね。
私も早くに母を亡くし、大学進学は経済的に厳しい環境でありましたので(この制度の対象内ですね)非常に良いことと思います。
この制度に希望を見出す学生さんも少なくはないでしょう。
ただ、その一方で大学教育が全ての学生に必要とも思いません。TVでもお馴染みの中京大学の武田邦彦教授に言わせれば、{無償化とは無料化ではなく「税金化」}です。
本当かはわかりませんが、Fランク大学などと呼ばれる大学では英語のアルファベットから教えているなんて話も聞きます(汗)
せっかくこういった制度が出来て経済的負担が少なく大学教育を受けられる訳ですから、大学に進学する理由が「友人がみんな行くから」や「働きたくないから」ではなく、大学に行って何を学びたいのかを明確にして進学して欲しいですね。
また、日本の未来のためにも教育は非常に重要です。
これからの日本は人口減少(労働力減少+高齢者増加)ですから、経済成長するためには一人当たりの生産性を向上させる必要があります。
大学の教育水準も国際的に随分と低くなっているようですし、教える側の質の向上も必要ですね。
そして大学教育については社会人も学べる環境を作って欲しいと思います。
一部大学ではできますし社会人用の大学もありますが、ネットや夜間・早朝などに大学に通いながら仕事ができる環境をもっと作り、働きながら学ぶことができる環境があればより生産性の高い仕事ができますし、75歳まで働くための「知識」や「経験」、そして「仲間」などの財産が作れると思います。
もちろん学びは大学だけで得られるものではありませんが、体系的に基礎から学ぶとなると独学ではなかなか大変ですし、仲間がいた方が継続する力にもなりますし深さも出ると思います。
あるコンサルタントの方が、「最終学歴は?」と聞かれるといつも「私の人生は学びの歴史で今もその真っ最中、ですから最終学歴は死ぬ瞬間です」と答えるそうです。
私もそうありたいなと思います。そしてそう考えると人生100年時代ですからより多くの事を学べるチャンスと言えますね!
話しが散らかってしまいましたが(汗)
最期に、
新年度だし何か学んでみたいけど、何を学んだら良いかな~?
なんて方は、ぜひ「資産形成」としての「資産運用方法」を学んでみませんか?(笑)
5月か6月にはまたセミナーも再開予定ですが、
気軽に学びできそうなら実践もしてみたいという方はぜひお問合せ下さい。
https://www.kakei-lab.jp/お問合せ/
また、ご友人と一緒に聞きたいという方も大歓迎です!
※備考欄に「資産運用学習希望」と書き込んで下さい(笑)
今日もありがとうございました。