「まちおこし」における“パクリ”と“カスタマイズ”
よく歴史を活用した“まちおこし”を行おうという事例を見かけます。
NHKの大河ドラマなどに取り上げられると、大勢の観光客が見込まれますのでチャンスを活かしたいものです。
ただ、ドラマが終了すると一気に来場者が少なくなってしまうことも事実です。
短い期間にそれなりの経済的効果を得ようとするのであれば大きな問題もないでしょう。
ブームが終わっても引き続き観光客を誘致するのは難しいのが歴史を活用した“まちおこし”なのです。
歴史に関係ある土地を巡ってみたいというニーズはあります。
それは歴史巡礼みたいな傾向があり、一度訪問すれば目的を達成してしまう傾向があります。
すなわちリピーターを獲得するのは難しいわけです。
そのため、歴史を活用した“まちづくり”や“まちおこし”をするには、少しストーリーを練っておくことが求められます。
例えば、季節ごとに見ることができる風景や祭りといったことをプレゼンテーションを行い、一度では知ることができないといったコンテンツをつくりあげることが重要です。
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