ペイブメントアート・プロジェクト 木曽川祖父江緑地
公園や道路などにチョークで落書きをするイベントを展開しています。
この活動を他の方に紹介すると必ず聞かれるのが
「よく許可が取れたね」
「どうやって許可を取ったの?」
と言うものです。
もちろん、活動を行う際にはそれぞれの管理者に了解を取っています。
しかし広場や道路はもともと誰のもの?って考えると、自由にチョークなどで絵を描くことができないというのは少し寂しい気がします。
一昔前までは、道路にチョークでさまざまな線や丸を書いて遊んでいました。
自動車の交通量は今とは比べ物にならないぐらい少ない時代であったことは否定できません。
仮に自動車が通過しようとしても、運転者は子供たちに配慮したスピードと安全運転を心掛けていました。
今一度広場や道路が安全に、自由に使える空間として見直すことが出来ないだろうか・・・というのがこのペイブメントアート活動の原点になっています。
チョークという一過性の画材を使って、直ぐに消すことができるというのは最低限のルールです。
こういった社会的なルールも一緒に学ぶことが出来るのです。
また、遊び心を失わないために3Dアートも挑戦しています。あまり複雑な図形ではなく子供たちでもすぐに真似をして描けるようなものを紹介するようにしています。