Day006:「変われない自分」を責めてない?本当に必要なのは“やる気”じゃない!

◆コラムの動画版YouTubeを、1/31土曜日 22:00より配信開始
https://youtu.be/C6z5wTqOfZc
◆完璧主義を手放す第一歩|基準は自分で決めていい
「もっとちゃんとやらなきゃ」
「これじゃまだ足りない」
「失敗したらどう思われるだろう…」
こんな言葉が、頭の中で何度も繰り返されていませんか?
やる気はあるのに、なぜか行動が重くなる。
始めたとしても、途中で疲れてしまう。
そして最後に「自分はダメだ」と落ち込む。
こうした状態に陥っている人の多くが、
完璧主義という思考のクセを抱えています。
ただし、ここで大切なことがあります。
完璧主義は「悪」ではありません。
むしろ完璧主義の人ほど、
・責任感が強い
・真面目
・周囲に気を配れる
・最後までやり抜こうとする
そんな長所を持っています。
問題なのは、
完璧を目指すことそのものではなく、
その“基準”を誰が決めているかなのです。
◆完璧主義が苦しくなる本当の理由
完璧主義で苦しんでいる人の多くは、
無意識のうちに「他人基準」で生きています。
・上司や同僚にどう見られるか
・家族にどう評価されるか
・世間的に正しいか
・失敗したら恥ずかしくないか
こうした外側の物差しを使って、
自分の行動や成果を判断してしまう。
その結果、
「まだ足りない」
「もっとやらなきゃ」
「これでは認められない」
という思考が止まらなくなります。
つまり、
どれだけ頑張っても“合格”が出ない状態
になってしまうのです。
これでは、心が疲れてしまうのも無理はありません。
◆完璧主義を手放す=手を抜く、ではない
ここでよくある誤解があります。
「完璧主義を手放す=手を抜くこと」
「いい加減になること」
「成長を諦めること」
これはすべて違います。
完璧主義を手放すとは、
自分を甘やかすことではなく、
自分を正しく扱うことです。
大切なのは、
「完璧を目指すかどうか」ではなく、
どこを“合格ライン”とするか。
そしてその合格ラインを、
自分で決め直すことなのです。
◆基準を自分に戻す、という考え方
完璧主義を手放す第一歩は、
とてもシンプルです。
それは、
=基準を他人から自分に戻すこと。
たとえば、こんな問いを自分に投げかけてみてください。
・これは誰のための基準だろう?
・今の自分にとって十分だろうか?
・100点じゃなくても前に進めているだろうか?
この問いを持つだけで、
思考の向きが大きく変わります。
他人の評価ではなく、
過去の自分や理想像ではなく、
「今の自分」を起点に考える。
これが、完璧主義から抜け出すための重要な視点です。
◆「60点でOK」という合格ライン
多くの人は、無意識に
「100点でなければ意味がない」
というルールを自分に課しています。
しかし現実はどうでしょうか。
60点でも、
・一歩進めた
・経験が増えた
・改善点が見えた
これらはすべて「前進」です。
完璧主義を手放すとは、
合格ラインを100点から60点に下げること
ではありません。
本質は、
**「合格ラインを自分で決めること」**です。
今日は60点でいい。
別の日は80点を目指してもいい。
余裕があるときは90点でもいい。
その柔軟さが、
行動を続ける力になります。
◆最善より前進を選ぶ
完璧主義の人は、
「最善」を選ぼうとして動けなくなります。
しかし人生において大切なのは、
最善かどうかより、前に進んでいるかどうか。
少し不格好でもいい。
途中で修正すればいい。
失敗して学べばいい。
そうやって積み重ねた行動のほうが、
結果的に大きな成果につながります。
完璧を目指して止まるより、
60点で動き続けるほうが、
人生は確実に前に進みます。
◆今日からできる小さな実践
最後に、今日からできる実践を一つ。
何かを終えたとき、
こう自分に聞いてみてください。
「これは誰の基準で評価している?」
「今の自分としては合格と言える?」
そして、
「よし、今日はここまででOK」
と自分に許可を出す。
この積み重ねが、
完璧主義を少しずつ緩めてくれます。
◉まとめ
完璧主義を手放す第一歩は、
完璧を捨てることではありません。
基準を他人から自分に戻すこと。
自分で合格ラインを決め、
前に進めている自分を認める。
それだけで、
心は驚くほど軽くなります。
完璧じゃなくていい。
基準は、自分で決めていい。



