Day219:距離を取る=冷たい、ではない|大人の人間関係を守る“健全な線引き”

川元伸一

川元伸一

テーマ:人間関係

Day219
◆コラムの動画版YouTubeを、1/27火曜日 21:00より配信開始
https://youtu.be/WM7K1fomAJc

「距離を取るなんて冷たい人だ」
そう言われるのが怖くて、つい無理をしてしまう。
大人になってからの人間関係で、こんな悩みを抱えている人は少なくありません。

しかし結論から言えば、
距離を取ること=冷たい人間になることではありません。
むしろ、大人の人間関係を長く、穏やかに保つために欠かせない行為です。


◆なぜ「距離を取る=冷たい」と誤解されるのか?

この誤解の背景には、

・すぐ返信するのが当たり前
・いつも話を聞くべき
・誘いは断らないのが礼儀

といった、無意識の思い込みがあります。

特に日本では
「空気を読む」「相手を優先する」
という価値観が強く、距離を取る行為が
拒絶・否定・見捨てる行動
として受け取られやすいのです。

しかし、距離を取る本来の目的は真逆です。


◆距離を取るとは「関係を壊さないための調整」

距離を取るとは、相手を遠ざけることではありません。
自分と相手の間に“無理のない余白”をつくることです。

・疲れているときは少し間を空ける
・感情が荒れている相手から一旦離れる
・自分の限界を超えそうな関係から一歩下がる

これらはすべて、
衝突や爆発を防ぐための冷静な判断です。

距離を取らずに無理を続けた結果、

・ある日突然キレてしまう
・関係を完全に断ち切ってしまう

こうしたケースの方が、よほど関係を壊します。


◆本当に冷たい人の行動とは?

ここで整理しておきたいのが、
「距離を取る人」と「冷たい人」の違いです。

距離を取る人
・相手を否定しない
・必要な場面では誠実に対応する
・自分の状態を整えるために距離を使う

冷たい人
・無視・遮断・見下し
・説明もなく突然切る
・相手をコントロールしようとする

つまり、
距離の取り方に“敬意”があるかどうか
ここが決定的な違いです。


◆距離を取ることが上手な人の共通点

人間関係が安定している人ほど、
距離の取り方がとても自然です。

彼らは

・すべてを分かり合おうとしない
・他人の感情を背負いすぎない
・「今は距離が必要」と自分に許可を出せる

この姿勢が、結果的に
長く続く信頼関係をつくっています。


◆今日からできる“小さな距離の取り方”

いきなり関係を変える必要はありません。

・返信を少し遅らせる
・会う頻度を月1回にする
・感情的な話題から一度離れる

この程度でも十分です。

大切なのは、
自分を守る距離は、相手を傷つける行為ではない
と理解すること。


◉まとめ

距離を取ることは、
冷たさではなく「成熟」です。

無理に近づき続ける関係より、
適切な距離を保てる関係の方が、
大人にとってはずっと健全です。

人間関係に疲れたときは、
「離れる」ではなく
「整える距離」を選んでみてください。

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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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