Day211:訪問介護・デイサービス・ショートステイの正しい使い分け|在宅介護が“続く家族”の共通点

川元伸一

川元伸一

テーマ:親の終活

Day211
◆コラムの動画版YouTubeを、1/19月曜日 18:00より配信開始
https://youtu.be/fF8YgUPYHEA

在宅介護が始まると、多くのご家族が最初にぶつかるのが
**「どの介護サービスを、どう使えばいいのか分からない」**という壁です。

訪問介護・デイサービス・ショートステイ。
言葉は知っていても、実際には

・何が違うのか
・どのタイミングで使うのか
・併用していいのか

が整理できていないまま、なんとなく使ってしまっているケースも少なくありません。


■ 大前提:介護サービスは「目的」で選ぶ

まず大切なのは、
介護サービスは“親のためだけ”ではなく、“家族が続けるため”に使うもの
という視点です。

「親が嫌がるから使わない」
「まだ早い気がする」

そう思って我慢を続けた結果、
家族が限界を迎えてしまう…
これは在宅介護で最も多い失敗パターンです。


■ 訪問介護|生活の“穴”を埋めるサポート

訪問介護は、ヘルパーさんが自宅を訪問し、
・身体介護(入浴・排泄・食事介助など)
・生活援助(掃除・洗濯・調理など)
を行うサービスです。

=向いているケース

・親が自宅生活を強く希望している
・家族が仕事などで常時見られない
・「毎日の一部」だけ手助けが欲しい

=注意点

できること・できないことが細かく決まっている

・家族の負担がゼロになるわけではない
・訪問介護は“在宅生活の土台”を支えるサービスと考えると分かりやすいでしょう。


■ デイサービス|心と体のリズムを整える場所

デイサービスは、日中に施設へ通い、
・入浴
・食事
・レクリエーション
・機能訓練
などを受けるサービスです。

=向いているケース

・家に閉じこもりがち
・会話や刺激が減ってきた
・家族が日中の時間を確保したい

=最大のメリット

・親に「役割」と「外とのつながり」が生まれる
・家族に“介護から離れる時間”ができる

最初は「行きたくない」と言われやすいですが、
一度慣れると生活リズムが安定するケースが非常に多いのも特徴です。


■ ショートステイ|限界を迎える前の“命綱”

ショートステイは、数日〜数週間、施設に宿泊するサービスです。

=向いているケース

・家族が体調を崩した
・冠婚葬祭・出張がある
・介護疲れが限界に近い

=よくある誤解
「親を預けるのはかわいそう」

しかし実際には、
ショートステイを使わなかったことで、在宅介護そのものが破綻するケースも少なくありません。

ショートステイは
“最後の手段”ではなく、“壊れないための調整弁”
と捉えてください。


■ 正しい使い分けの考え方(超重要)

迷ったときは、次の基準で考えてください。

・日常の一部を支える → 訪問介護
・日中の居場所と刺激 → デイサービス
・家族が休む・立て直す → ショートステイ

この3つを
「併用する前提」で組み立てること
これが、在宅介護が続く家族の共通点です。


◉まとめ|介護は「頑張り続けない設計」が正解

介護は、気合や我慢で乗り切るものではありません。
仕組みで支えるものです。

サービスを上手に使うことは、
手抜きでも、親不孝でもありません。

それは
家族も親も、長く安心して暮らすための選択です。

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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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