Day205:なぜ人に振り回されてしまうのか? 「相手の問題」を自分の課題にしないための思考整理

川元伸一

川元伸一

テーマ:人間関係

Day205
◆コラムの動画版YouTubeを、1/13火曜日 23:50より配信開始
https://youtu.be/rcuzlc3usLk

「人に振り回されて疲れる」
この悩みは、40代以降の大人世代から非常に多く聞かれます。

・相手の機嫌が気になる
・NOと言えず、あとで後悔する
・言われた一言を引きずってしまう
・期待に応えようとして無理をする

実はこれらは「性格が弱いから」でも「メンタルが未熟だから」でもありません。
振り回されてしまう人には、共通する“思考のクセ”があります。


■ 振り回される最大の原因は「境界線の曖昧さ」

人間関係で疲れやすい人の多くは、
「自分の問題」と「相手の問題」の境界線が曖昧です。

たとえば、

・相手が不機嫌 →「自分が何かしたのでは?」
・相手が困っている →「自分が何とかしなきゃ」
・相手に否定される →「自分がダメなのかも」

この時点で、相手の感情や事情を“自分の責任”として背負っています。

しかし冷静に考えてみてください。
相手の感情・機嫌・選択は、本来その人自身のものです。


■ 「いい人ほど振り回されやすい」理由

振り回されやすい人は、総じて「真面目で誠実」です。

・空気を読める
・相手の立場を考えられる
・争いを避けたい
・関係を壊したくない

これらは本来、非常に価値のある資質です。
しかしそれが行き過ぎると、

「相手の期待を最優先するクセ」
が身についてしまいます。

結果として、

・相手の要望に合わせ続ける
・自分の本音が後回しになる
・心のエネルギーが消耗する

という状態に陥ります。


■ 振り回されない人が無意識にやっていること

人に振り回されない人は、冷たいわけでも自己中心的でもありません。
彼らが自然にやっているのは、ただ一つ。

「ここまでは自分、ここから先は相手」と線を引いているだけです。

・相手が不機嫌 →「そう感じているのは相手」
・頼まれごと →「できるかどうかは自分が決める」
・否定的な意見 →「意見として受け取るが、採用するかは別」

この線引きがあるだけで、心の負担は大きく変わります。


■ 今日からできる思考の切り替え(3ステップ)

① 「これは誰の問題か?」と一度立ち止まる
 感情が動いたときほど、自問するクセをつける。

② 引き受ける前にワンクッション置く
 即答せず、「少し考えます」と間を作る。

③ 自分の本音を小さく尊重する
 100%通らなくてもいい。「自分はどう感じているか」を無視しない。


■ 人間関係は「距離感」で楽になる

人間関係がうまくいく人ほど、
近づきすぎず、離れすぎない距離感を大切にしています。

振り回されないとは、
「強くなること」ではなく、
**「自分の領域を守ること」**です。

今日から少しずつ、
「相手の人生」と「自分の人生」を分けて考えてみてください。

それだけで、人間関係の疲れ方は確実に変わります。

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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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