Day148:【終活】親の“かかりつけ医・薬”をどう管理する?緊急時に命を守るリスト化の方法!

◆コラムの動画版YouTubeを、1/5月曜日 18:00より配信開始
https://youtu.be/hm3o3cRDVOQ
在宅介護は、ある日突然始まります。
病気や転倒、認知機能の低下など、きっかけは様々ですが、共通しているのは「準備不足のまま始まると、家族関係が一気に悪化しやすい」という点です。
その最大の原因が、家族の役割分担が曖昧なまま介護が始まってしまうことです。
■ なぜ役割分担が重要なのか?
在宅介護で起きるトラブルの多くは、
・「誰が何をやるのか決まっていない」
・「やっている人だけが負担を背負う」
・「口は出すが手は出さない人がいる」
この3つに集約されます。
介護は感情が絡みやすく、
「やって当たり前」「やってもらって当然」
という思いが積み重なることで、不満や怒りに変わっていきます。
だからこそ、介護が始まる前に“冷静な状態で役割を整理すること”が何より重要なのです。
■ 在宅介護で最低限整理すべき4つの役割
① 主介護者(中心となる人)
・日常の介護を主に担う人
・通院付き添い、食事・生活サポートなど
※「長男・長女だから」ではなく
距離・体力・生活状況を基準に決めることが重要です。
② 連絡・調整役(窓口担当)
・ケアマネジャー
・医療機関
・介護サービス事業者
窓口が複数あると、情報が錯綜しトラブルの元になります。
連絡は必ず一本化しましょう。
③ 金銭・手続き管理役
・介護費用の管理
・保険・年金・支払い関係
・公的制度の申請
「お金の話」は後回しにすると、必ず揉めます。
早い段階で見える化が必須です。
④ サポート・フォロー役
・主介護者の休息確保
・定期的な声かけ・見守り
・感情面の支え
介護は「続けられる体制」が重要です。
主介護者が倒れれば、在宅介護は成り立ちません。
■ 役割分担で大切な3つの考え方
① 完璧を求めない
→ できる範囲でいい
② 定期的に見直す
→ 状況は必ず変わる
③ 書き出して共有する
→ 言った・言わないを防ぐ
紙でもメモでも構いません。
“見える形”にすることが最大のポイントです。
■ まとめ
在宅介護は「愛情」だけでは続きません。
必要なのは、現実的な役割分担と仕組みづくりです。
介護が始まる前に、
「誰が」「何を」「どこまでやるのか」
この3点を整理することが、家族を守る第一歩になります。



