【その2】「失敗」するな!と教え込まれた結果は?

◆コラムの動画版YouTubeを、1/1木曜日 18:00より配信開始
https://youtu.be/T-77vOuuPG4
「年が明けたのに、なぜか気分が重い」
「やる気が出ない自分に、少し自己嫌悪を感じている」
1月1日、こうした感覚を抱く人は決して少なくありません。実はそれは“気合い不足”でも“性格の問題”でもなく、年末年始特有の環境変化によるメンタルの揺らぎが大きく関係しています。
落とし穴①:生活リズムの急変
年末年始は、就寝・起床時間、食事の時間、活動量が一気に崩れがちです。体内リズムが乱れると、自律神経も不安定になり、理由のない不安感や落ち込みが起きやすくなります。
落とし穴②:無意識の「期待」と「比較」
「新しい年=前向きであるべき」「今年こそ変わらなければ」という無意識の期待が、自分を追い込みます。さらにSNSや周囲の様子を見て、知らず知らずのうちに比較が起こり、心が疲弊します。
落とし穴③:感情の置き去り
年末は忙しさの中で感情を処理しきれず、新年を迎えてから一気に表面化することがあります。これは“弱さ”ではなく、心の自然な回復反応です。
◆今日からできる3つの整え方
・「元気になろう」としない
落ちているときは、上げようとしないことが回復の近道です。「今は整える時期」と捉えましょう。
・生活を“1つだけ”戻す
起床時間・食事時間・散歩のどれか1つで十分です。小さな安定が、心を支えます。
・できたことを1行書く
「朝起きた」「白湯を飲んだ」など些細なことで構いません。自己効力感が静かに戻ってきます。
年明けは、スタートダッシュの時期ではありません。
**心と体を日常に戻す“調整期間”**です。
今年も、焦らず・比べず・自分のペースで。
この365日を、一緒に整えていきましょう。



