Day192:食後に眠くなる人の共通点|血糖値スパイクの落とし穴!

川元伸一

川元伸一

テーマ:食生活

Day192
◆コラムの動画版YouTubeを、12/31水曜日 18:00より配信開始
https://youtu.be/L4eLoWL8yME

「食後になると、強烈な眠気に襲われる」
「昼食後は仕事に集中できない」
「満腹なのに、体がだるい」

こうした不調を「年齢のせい」「食べ過ぎたから」と片付けていませんか?
実はその裏にあるのが、血糖値スパイクです。


■ 血糖値スパイクとは?

血糖値スパイクとは、
食後に血糖値が急上昇し、その後急降下する状態を指します。

この“急上昇→急降下”の落差こそが、
・強い眠気
・だるさ
・集中力低下
・イライラ
といった不調を引き起こします。


■ 食後に眠くなる人の共通点

血糖値スパイクが起きやすい人には、共通した生活習慣があります。

① 炭水化物から食べている
白米・パン・麺類を最初に食べると、血糖値は一気に上昇します。

② 早食い・噛まない
よく噛まない食事は、血糖値の急上昇を助長します。

③ 甘い飲み物を一緒に摂る
食後の缶コーヒー、甘いお茶は要注意です。

④ 空腹時間が長すぎる
空腹が強い状態ほど、体は血糖値を急激に上げようとします。


■ なぜ眠くなるのか?

血糖値が急上昇すると、
体はそれを下げるために大量のインスリンを分泌します。

その結果、血糖値が急降下。
脳は「エネルギー不足」と勘違いし、
眠気・だるさ・思考停止状態を引き起こします。

これは意志の問題ではなく、生理反応です。


■ 今日からできる血糖値スパイク対策

難しいことは必要ありません。
ポイントは「急に上げない」こと。

① 食べる順番を変える
→ 野菜・海藻 → たんぱく質 → 炭水化物

② ゆっくり噛む
→ 1口20〜30回を目安に

③ 主食を“単体”で食べない
→ 白米+たんぱく質+脂質をセットで

④ 食後に軽く動く
→ 5〜10分の散歩や家事でOK


■ 不調は「体からのメッセージ」

食後の眠気は、
「今の食べ方、合っていませんよ」という体からのサインです。

薬や気合でごまかすのではなく、
日々の食習慣を整えることが、
40代以降の体調管理の土台になります。

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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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