「人と比べて落ち込む」の正体と手放し方!

◆コラムの動画版YouTubeを、12/27土曜日 18:00より配信開始
https://youtu.be/IqsIMX831EM
年末になると、
「今年も思うようにできなかった」
「やり残したことばかりが目につく」
そんな気持ちになる人は少なくありません。
しかし実は、この**年末の“振り返り方”**こそが、
来年の心の状態や行動力を大きく左右します。
多くの人が無意識にやってしまうのが、
=できなかったこと探し
=反省ばかりの総括
そこで今回は、1年を前向きに締めくくるための
**「できたこと思考」**というシンプルな習慣をご紹介します。
◆なぜ人は「できなかったこと」ばかり思い出すのか
私たちの脳には、
・失敗
・後悔
・未達成
に意識が向きやすい性質があります。
これは危険を避けるための本能でもありますが、
年末の振り返りにこの思考が強く出ると、
・自己否定
・来年への不安
・やる気低下
につながりやすくなります。
◆“できたこと思考”とは何か?
「できたこと思考」とは、
・大きな成果ではなく
・小さな前進
・当たり前の継続
に意識的に目を向ける思考習慣です。
例としては、
・仕事を辞めずに1年続けた
・体調を崩しながらも日常を回した
・家族との関係を大きく壊さずに過ごせた
これらはすべて「できたこと」です。
◆年末におすすめ|できたこと思考・3ステップ
① できたことを10個書き出す
内容は本当に小さくて構いません。
「朝起きた」「遅刻しなかった」でもOKです。
② “当たり前”を外さない
当たり前にできていることほど、価値があります。
継続=信頼=力です。
③ 来年も続けたいことを3つ選ぶ
目標ではなく「続けたいこと」にするのがポイントです。
◆できたこと思考が来年を変える理由
この振り返りをすると、
・自己効力感が回復する
・心が落ち着く
・来年への行動ハードルが下がる
つまり、
反省よりも“土台づくり”になるのです。
◉まとめ
1年の終わりは、
自分を責める時間ではなく、
「ここまでよくやった」と認める時間です。
できたこと思考で1年を締めくくることが、
自然と次の一歩につながります。



