Day187:“保険の入りすぎ”で損してない?40代以降の賢い見直し3ステップ

川元伸一

川元伸一

テーマ:お金・ライフプラン

Day187
◆コラムの動画版YouTubeを、12/26金曜日 18:00より配信開始
https://youtu.be/MWXhPFwRU3Q

「万が一が怖いから」「勧められるままに」
気づけば、生命保険・医療保険・がん保険・特約だらけ……。
実は40代以降、この**“保険の入りすぎ”**が家計を圧迫し、老後資金を削っているケースが非常に多く見られます。

保険は“安心を買う仕組み”ですが、入りすぎは不安を長引かせる原因にもなります。
今日は、保険を「減らす」ためではなく、“賢く整える”ための3ステップをお伝えします。


ステップ①|「目的」を言語化する

まず確認すべきは、
この保険は「何のため」に入っているのか?

・家族の生活費を守るため?
・入院時の自己負担をカバーするため?
・老後の不安を減らすため?

ここが曖昧だと、同じ目的の保険に重複加入してしまいます。
特に多いのが「死亡保障+医療保障+特約」で同じリスクを二重・三重にカバーしているケースです。

=ポイント
保険=目的別に1つずつが基本。


ステップ②|「公的保障」を知る

日本には意外と手厚い公的保障があります。

・高額療養費制度
・傷病手当金
・遺族年金
・障害年金

これらを知らないまま、
「全部民間保険で備えよう」とすると、保険料は当然高くなります。

=ポイント
公的保障で足りない“差分”だけを民間保険で補う


ステップ③|「今の自分」に合っているか見直す

保険は「入った時点」が基準になりがちですが、
人生は変化します。

・子どもの独立
・住宅ローンの完済
・貯蓄の増加
・働き方の変化

10年前に最適だった保険が、
今の自分には“過剰”になっていることは珍しくありません。

=ポイント
保険は“定期点検”が必須。最低3〜5年に一度


◉まとめ

保険の見直しは、
「不安を減らす作業」ではなく
**「お金と人生の優先順位を整える作業」**です。

入りすぎた保険を整理できれば、
浮いたお金を

・貯蓄
・投資
・自己投資
に回すこともできます。

まずは、
“自分は何を守りたいのか”
ここから始めてみてください。

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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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