なぜ〝食べてるのに疲れる〟のか?その本当の理由!

◆コラムの動画版YouTubeを、12/24水曜日 18:45より配信開始
https://youtu.be/vUq96czxCrw
「最近、なんとなく疲れやすい」「イライラしやすい」「食後に眠くなる」
このような不調を“年齢のせい”で片づけていませんか?
実はその不調、血糖値の乱れが原因になっている可能性があります。
■ 血糖値とは何か?
血糖値とは、血液中に含まれるブドウ糖の濃度のこと。
食事をすると血糖値は上がり、インスリンの働きによって適切な範囲に戻ります。
問題は、この上がり方・下がり方が急激なときです。
■ 血糖値が乱れると起きやすい不調
血糖値が乱れると、体と心の両面に影響が出ます。
身体の不調
・食後の強い眠気・だるさ
・慢性的な疲労感
・集中力の低下
・体重が増えやすい
・空腹時の手の震え・冷や汗
メンタル面の不調
・イライラしやすい
・気分の落ち込み
・不安感が強くなる
・甘いものがやめられない
これらは「性格」や「気合い」の問題ではありません。
血糖値のジェットコースター状態が、脳と自律神経を振り回しているのです。
■ なぜ血糖値は乱れるのか?
主な原因は、日常の食習慣にあります。
・朝食を抜く
・パン・麺・丼ものなど糖質中心の食事
・甘い飲み物・間食が多い
・食事の時間が不規則
・よく噛まずに早食い
特に注意したいのが、空腹時間が長い状態で一気に糖質を摂ること。
血糖値が急上昇し、その後急降下することで強い不調を招きます。
■ 血糖値を安定させる3つの基本習慣
難しいことは必要ありません。
まずは以下の3点を意識してください。
① 食べる順番を変える
野菜・たんぱく質 → 主食(ご飯・パン)
これだけで血糖値の上昇は緩やかになります。
② たんぱく質を毎食入れる
卵・魚・肉・大豆製品を少量でも必ず。
③ 食事間隔を空けすぎない
1日3食、または軽い間食で血糖値の乱高下を防ぐ。
■ 不調の正体を知ることが、改善の第一歩
「なんとなく不調」は、放置しても自然には良くなりません。
しかし、原因を知れば、体は正直に応えてくれます。
血糖値を整えることは、
・疲れにくい体
・安定したメンタル
・太りにくい体質
そのすべての土台になります。
まずは今日の食事から、ひとつだけ意識してみてください。



