Day104:迷いが消えない人へ|“仮置き決定”で前に進む思考法【マインド・思考法】

◆コラムの動画版YouTubeを、12/20土曜日 18:00より配信開始
https://youtu.be/3oHMrrOZcHY
SNSを見ていると、
「同世代なのに、あの人は成功している」
「自分より後に始めたはずなのに、もう結果が出ている」
そんな投稿に、心がザワつく瞬間はありませんか?
頭では「比べても仕方ない」と分かっていても、
気づけば他人の成果と自分を並べて落ち込んでしまう。
これが、いわゆる**“比較の沼”**です。
実はこの状態、努力不足でもメンタルが弱いわけでもありません。
比較そのものの「視点」がズレているだけなのです。
今回は、他人の成功に焦ったときに思い出してほしい
「比較の沼」から抜け出す3つの視点をお伝えします。
視点①:比べているのは「結果」だけになっていないか?
私たちは、他人の
・売上
・実績
・フォロワー数
・評価
といった**“見える結果”だけ**を見て、比較してしまいがちです。
しかし、その結果の裏側にある
・積み重ねた時間
・失敗の回数
・遠回りした経験
・支えてくれた環境
は、ほとんど見えていません。
結果だけを切り取って比較するのは、
ゴールだけを見てマラソンを走らされるようなものです。
比較するなら、
「自分は昨日より何ができるようになったか?」
というプロセス基準に視点を戻しましょう。
視点②:「自分の時間軸」で生きているか?
人生やキャリアには、人それぞれのタイミングがあります。
20代で結果が出る人
40代で花開く人
50代から方向転換する人
どれが正解ということはありません。
他人の成功に焦るときほど、
知らないうちに他人の時間軸で自分を評価しています。
一度立ち止まって、こう問いかけてください。
「自分は、どんなペースで進みたいのか?」
「何を大切にしたいのか?」
時間軸を自分に戻すだけで、心の焦りは驚くほど軽くなります。
視点③:比較は「自分を知る材料」に変えられる
比較そのものが悪いわけではありません。
問題は、比較を
「自分を責める材料」にしてしまうことです。
視点を変えると、比較は
・自分が本当に望んでいるもの
・羨ましいと感じるポイント
・価値観の違い
を教えてくれるヒントになります。
「あの人のここが羨ましい」
→ それは、自分が大切にしたい価値観かもしれない。
比較を自己否定ではなく、自己理解に使う。
これが、比較の沼から抜け出す最大のコツです。
◉まとめ|比べる相手を「他人」から「昨日の自分」へ
他人の成功に焦るとき、
それはあなたが前に進もうとしている証拠です。
比べるなら、
・昨日の自分
・一年前の自分
と静かに向き合ってみてください。
成長は、派手に見えなくても、確実に積み重なっています。



