Day011: 家計簿が続かない人へ|“ざっくり管理”でうまくいくコツ!

◆コラムの動画版YouTubeを、12/19金曜日 18:00より配信開始
https://youtu.be/QArCQc_vjZc
「老後のお金が不安です」という声の中で、特に多いのが
医療費と介護費はいくらかかるのか分からないという悩みです。
年金額や生活費はある程度イメージできても、
病気や介護は「いつ・どれくらい」必要になるか分かりません。
だからこそ不安が膨らみ、「考えるのを後回し」にしてしまう人が非常に多いのが現実です。
しかし実は、
医療費・介護費は“ざっくりでも試算できる”お金でもあります。
■ 老後の医療費、実際いくらかかる?
まず医療費です。
厚生労働省のデータなどから平均像を見ると、
・65歳以上の医療費(自己負担分)
・1人あたり 月約1.5万〜2万円前後
がひとつの目安になります。
年間にすると
=約18万〜24万円
仮に65歳から90歳までの25年間で考えると、
・18万円 × 25年 = 約450万円
・24万円 × 25年 = 約600万円
つまり、
老後の医療費は1人あたり約500万円前後
が現実的な目安と言えます。
ここで重要なのは、
高額療養費制度があるため、
「無制限に医療費が膨らむ」わけではない、という点です。
■ 介護費は「期間」で大きく変わる
次に介護費です。
こちらは医療費以上に個人差が大きいのが特徴です。
目安としては、
・在宅介護:月3〜5万円
・施設介護:月8〜15万円
と言われています。
仮に、
・要介護期間:5年間
・月平均介護費:8万円
とすると、
8万円 × 12ヶ月 × 5年
=約480万円
在宅中心であれば300万円前後、
施設中心であれば600〜800万円になるケースも珍しくありません。
■ 医療費+介護費の「現実的な合計」
ここまでをまとめると、
医療費:約500万円
介護費:約300〜600万円
=合計:約800〜1,100万円
これが、
老後に備えておきたい“現実ライン”の数字です。
「2,000万円問題」と聞くと構えてしまいますが、
こうして分解すると、
・生活費
・医療費
・介護費
の中身が見えてきます。
■ 不安の正体は「金額が見えないこと」
多くの人は、
老後が不安なのではなく、
分からないことが不安なのです。
・いくら必要か
・いつ使うのか
・どこで備えるのか
これが整理されるだけで、
必要以上の貯金や、過剰な保険に入らなくて済むケースも多くあります。
■ 今日からできる3つの行動
① 医療費・介護費を「別枠」で考える
② ざっくりでいいので金額を書き出す
③ 年金・貯蓄・保険の役割を整理する
完璧な計算は不要です。
「知らない」から「把握している」状態になること
これが老後不安を減らす第一歩です。



