Day028:朝イチ3分で体が変わる!“起き抜けストレッチ”の威力!

◆コラムの動画版YouTubeを、12/14日曜日 18:00より配信開始
https://youtu.be/1gCM3S8-7Gk
反り腰がなかなか改善しない。
ストレッチをしても、意識して姿勢を正しても、気づけばまた腰が反っている。
そんな方に知っていただきたいのが、反り腰の本質は「腰」ではなく「もも裏(ハムストリングス)」にあるという事実です。
反り腰の多くは、骨盤が前に傾いた状態(前傾)が固定されて起こります。
このとき、腹筋が弱いだけでなく、本来ブレーキ役になるはずの“もも裏”が使えていないケースが非常に多いのです。
もも裏は、骨盤を後ろから支え、腰の反りを抑える重要な筋肉。
ところが、長時間のデスクワークや座りっぱなしの生活では、
・もも裏が硬くなる
・力の入れ方がわからなくなる
という状態に陥りがちです。
結果として、
・立つと腰が反る
・仰向けで寝ると腰が浮く
・お腹が前に突き出る
といった反り腰特有の姿勢が定着してしまいます。
改善の第一歩は、「もも裏を鍛える」より先に「使えるようにする」こと。
ポイントは次の3つです。
・腰を反らさずに股関節を動かす感覚を覚える
・立ったとき、もも裏で体を支える意識を持つ
・お尻ともも裏をセットで使う
今日からできる簡単な習慣としておすすめなのが、
「膝を軽くゆるめ、背すじを伸ばしたままお辞儀をする動き」。
腰を反らさず、もも裏が伸び縮みする感覚を味わうことが大切です。
反り腰は、年齢のせいでも体型のせいでもありません。
“使えていない筋肉を思い出させる”だけで、姿勢は変わります。
腰ばかりを気にするのをやめて、
今日から“もも裏”に意識を向けてみてください。



