Day174:「時間がない!」が口ぐせの人へ|“思考の余白”を取り戻す整理術!

川元伸一

川元伸一

テーマ:マインド・思考法

Day174
◆コラムの動画版YouTubeを、12/13土曜日 18:00より配信開始
https://youtu.be/r8cNJKGoBlo

「毎日忙しくて、時間がない」
この言葉、無意識に口にしていませんか?

実はこの“時間がない”状態の正体は、
本当に時間が足りないのではなく、思考が詰まり過ぎている状態であることが非常に多いのです。


■ なぜ「時間がない」と感じるのか?

多くの人は、

・やることが多すぎる
・先のことが見えない
・頭の中が常にフル稼働
・この状態に陥っています。

つまり、
**時間不足ではなく「思考の余白不足」**なのです。

余白がないと、人は
・判断が遅くなる
・優先順位が決められない
・常に焦っている
という悪循環に入ります。


■ “思考の余白”がある人の特徴

一方で、忙しくても落ち着いている人には共通点があります。

それは、
頭の中が整理されていること。

・今やること
・今やらないこと
・後回しで良いこと

これが明確です。

ポイントは、
「全部やろうとしない」
「考える量を減らす」
という視点を持っていることです。


■ 今日からできる「思考の余白」を作る整理術

ここで、今日から実践できるシンプルな方法を3つ紹介します。

① 頭の中を“外に出す”

まず、頭の中にある
・やること
・気がかり
・モヤモヤ

これを紙やスマホのメモに全部書き出すこと。

頭の中に溜め込むのが一番のストレスです。

② 「今すぐ」「後で」「やらない」に分ける

書き出した内容を

・今すぐやる
・後でやる
・やらない

この3つに分類します。

ここで重要なのは、
「やらない」を作る勇気です。

やらないと決めた瞬間、思考に余白が生まれます。

③ 1日の“空白時間”をあらかじめ作る

予定を詰め込むのではなく、
あえて「何もしない時間」を先に確保します。

この時間が
・考える余裕
・切り替え
・回復

を生みます。


■ 余白は“サボり”ではない

日本人は特に、
「忙しい=頑張っている」
と錯覚しがちです。

しかし実際は、
余白がある人ほど成果が出る
というのが現実です。

思考の余白は、
人生の質を上げるための“スペース”。


■ まとめ

「時間がない」と感じたら、
まずは時間を増やそうとしないでください。

代わりに、
思考を整理し、余白を作ること。

それだけで、
同じ24時間がまったく違って見えてきます。

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川元伸一
専門家

川元伸一(ウェルネス&オンライン起業コンサルタント)

KIS zero株式会社(ケーアイエスゼロ)

45歳以上のウェルネスライフを実現する、健康・起業・終活を支援するコンサルティングを提供。豊富な経営経験に基づくサポートで行動につなげます。運動や食生活、メンタルをテーマにしたオンライン講座も開催。

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